◆総理大臣になるための具体的なロードマップ

林 必要なものは、突き詰めれば2つです。圧倒的な「知名度」と「お金」。総理大臣になるには、与党の最大派閥のトップになる必要があります。そのためには、まず小選挙区で確実に勝てるだけの知名度が不可欠です。
有名になれば、党内での発言力も増し、選挙の応援にも呼ばれるようになる。そこで自分の仲間を増やし、派閥を形成していくんです。
水野 派閥を率いるためには、資金力も重要になりますね。
林 その通りです。派閥のメンバーを支援したり、選挙で惜しくも落選した仲間の生活を支えたりするには、莫大な軍資金が必要になります。
だからこそ、僕はもっと会社を大きくして、もっとお金持ちにならなければならない。ビジネスでの成功が、そのまま政治家としての影響力に直結すると考えています。
水野 昨今では、実業家やタレントが政治家に転身する例も増えています。
林 アメリカのトランプ大統領がいい例ですよね。彼ももともとは有名な実業家で、テレビ番組での「You’re fired」(お前はクビだ)という決め台詞で人気を博しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、もともとはコメディ俳優です。SNSが普及した現代において、影響力はビジネスだけでなく、政治の世界でも最強の武器になる。僕もその流れに乗って、頂点を目指したいと思っています。
水野 テレビへの露出も増やしていくお考えですか。
林 もちろんです。最近、ようやく少しずつ声がかかるようになってきました。昨年も、YouTube番組「リハック」の収録で、前日に急遽「石丸伸二さんと対談してほしい」と連絡があったんです。
聞けば、もともと出演予定だった公明党の山口那津男前代表がキャンセルになったための代役だったそうですが、それでも嬉しかったですね。
◆影響力が生み出す、新たな時代の価値基準
水野 最後に、今後の展望についてお聞かせください。ビジネス、そして政治の世界で、林社長はどのような未来を描いていますか。林 僕は、日本が抱えるさまざまな「規制」を一つひとつ取り払っていきたい。例えば、ライドシェアのような新しい産業も、既存の規制が壁となってなかなか普及が進みません。
こうした課題を国民的な議論を通じてクリアしていくことで、新しい産業を育て、日本をもう一度、成長軌道に乗せることができると信じています。
水野 林内閣が誕生した場合、どのような人材を登用したいですか。
林 もちろん、まずは僕を支えてくれた議員の方々が優先ですが、民間からも積極的に登用したいですね。トランプ前大統領が、行政のコストカットをイーロン・マスクに任せようとしたように、既成概念にとらわれない大胆な発想が必要です。
それこそカルロス・ゴーンさんのような、既存の枠組みを壊せる人材を適材適所で配置するのが理想です。
水野 お話を伺っていると、林社長のすべての活動が「総理大臣になる」という目標に繋がっているように感じます。
林 そうかもしれません。僕が本を書き、YouTubeに出演し、会社を経営する。そのすべては、社会に対する影響力を高めるための手段です。そして、その影響力を使って、最終的にはこの国を良くしたい。それが僕の最大のモチベーションであり、人生を賭けた目標です。
水野 これからのご活躍も、ますます楽しみです。本日は貴重なお話をありがとうございました。
林 ありがとうございました。
【インタビューを終えて(水野)】
最後の取材が1年以上前だが、実はその後、毎月会っている。その間、令和の虎2代目主宰に就任。FCチャンネルも順調に成長させつつ、「お茶顧問」という新しいビジネスを世の中に知らしめた。
YouTubeの世界では、溝口勇児氏率いる「リアルバリュー」が令和の虎に匹敵する存在感を示し始めているが、林本人はどこ吹く風で盟友の桑田龍征やヒカルとのコラボで存在感を示し、毎晩キャバクラで散財し続けている。一体この先、林は政界進出して総理大臣の椅子に座れるのか。個人的にも目が離せない人物だ。
林 尚弘

【水野俊哉】
1973年生まれ。作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富裕層専門コンサルタント。ベンチャー起業家、経営コンサルタントとして数多くのベンチャー企業経営に関わりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破。近年は富裕層の思考法やライフスタイル、成功法則を広めるべく執筆活動をしている。現在は自ら立ち上げた出版社2社や文化人タレントプロダクション、飲食業のオーナー業の傍ら、執筆やコンサルティング、出版プロデュース業を営んでいる。国内外問わず富裕層の実態に詳しく、富裕層を相手に単にビジネスにとどまらない、個人の真に豊かな人生をみすえたコンサルティング・プロデュースには定評がある。 著書はシリーズ10万部突破のベストセラーとなった『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)など27冊、累計40万部を突破。最新刊に『成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?~あなたを超一流にする40の絶対ルール~』(サンライズパブリッシング)がある。

