
医療・福祉はメンタル不調に陥りやすい?
これまで、なるほど!ジョブメドレーでは、メンタル不調に直面したさまざまな医療・福祉従事者にインタビューをおこなってきました。そこで共通していたのは、「心身の健康に関する知識がある専門職でありながら、自分のことになると、限界を迎えるまで不調に気づけなかった」ということでした。
- 次第に、当たり前のようにできていた点滴準備ですら、何をどうしたらいいのかわからない状態になり、精神科を受診したところ「うつ状態」と診断され、休職することになりました。(看護師のYさん)
- 職場を思うと、喉の奥がぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われるようになりました。(元医療ソーシャルワーカーのSさん)
- ある日突然幼稚園に行けなくなったんです。眠れないし、食べることもできないしで病院に行ってみたら、うつ病と診断されました。(保育士・幼稚園教諭のSさん)
医療・福祉の精神障害請求件数は5年で約2倍に
厚生労働省が公表している「過労死等の労災補償状況」によると、医療・福祉業種の精神障害による労災請求件数は過去5年間で約2倍に増えています。

また、日本看護協会がおこなった「2024年病院看護実態調査」では、病気による1ヶ月以上の連続休暇を取得した正職員がいた病院のうち、「メンタル不調者がいた」と回答した病院は80.7%でした。

