更年期の不調を正す【春の薬膳せいろ蒸し】レシピ

更年期の不調を正す【春の薬膳せいろ蒸し】レシピ

時短&ヘルシーな調理法として、注目を集めているせいろ。
薬膳食材を蒸すだけで体が整うレシピで、更年期を健やかに過ごしましょう。

教えてくれたのは・・・
阪口珠未さん
漢方キッチン代表。日本薬科大学、日本中医学院講師。北京中医薬大学に留学し、中医学を学ぶ。恵比寿にて、薬膳スクールを主宰。著書に『薬膳せいろ蒸し』(自由国民社)。

更年期は食で「腎」のエネルギーを養って

ほてりやのぼせ、疲れやすさなど、特有の不調が出やすい更年期。
そんな50代にぴったりなのが、薬膳の知恵を取り入れた食事。

「中医学では肉や魚、旬の野菜や果実にはすべて薬効があると考えられています。食材がもたらす性質を組み合わせるのが薬膳料理。季節や体調によって食材を選ぶことが、体と心の養生につながります」と阪口さん。
 
中医学では、体を構成し、生命を維持する基本的な要素を「気」「血」「水」ととらえ、この3つのバランスを整えることが重要です。
 
また、エネルギーや栄養、体液などを作り出す「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の「五臓」がバランスよく働くことが健康な状態とされています。

「中国の最古の医学書と言われる『黄こう帝てい内だい経けい』には、女性の体は7年ごとに変化するとあります。これは、五臓のひとつである『腎』と関係しています。腎は、泌尿器系、生殖器系、ホルモン系を表しますが、同時に体に蓄えられるエネルギー〝腎精〟を宿す場所でもあり、腎精の容量が多ければパワフルに活動でき、少なければ疲れやすくなります」
 
腎精は、日頃の生活で養うことができます。とくに更年期は、腎の働きを助ける「補腎」食材を意識すると良いでしょう。

症状に合わせて食材を選び、優しい味わいのせいろ蒸しで、心と体を健やかに整えましょう。

気・血・水

中医学で体を構成する基本的な要素。

「気」はエネルギーの源、「血」は全身の器官に栄養を届ける赤い液、「水」は血以外で体をうるおす体液を表し、3つのバランスが整うことが大切。

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