表紙を飾ってくれた女優をお手本に、特別な夜の女性のお洒落について検討する本連載。
今回は大人な焼肉店を舞台に考える。
麻布台ヒルズにあるラグジュアリーな焼肉店に現れた齋藤さんは、オールインワンというこなれた着こなしだった。
動きとともに揺れる、とろんとした落ち感のある素材によって、オールインワンならではの余裕のある洒脱なムードが生まれている。
深みのあるブラウンを選べば、決め過ぎないリラックス感も漂う。その上に羽織ったのは、クラシカルなチェック柄のオーバーサイズジャケット。
ショート丈のフロント、燕尾服のように流れるバックテールというメンズライクなバランスが、クールな印象を加速させている。
もちろん“格好良さ”だけではない。ジャケットの下で泳ぐ肩は華奢さを強調し、リップが入るくらいのミニバッグの遊び心も、女っぽさをアピールするアクセントとなる。
オールインワンには、光沢感のあるギャザートップスをレイヤード。首元や肩に生まれる柔らかな陰影が、ハンサムなスタイルに温度を与える。
アクセのようなチェーンデザインも、顔まわりに華やかさを添える一因に。
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ジェンダーレスにファッションを楽しむ時代。
2026年は、ハンサムな着こなしの奥から滲む艶やかさを味方にして、東京のディナーシーンを謳歌したい。
■衣装
ドレス参考商品、ジャケット参考商品〈ともにSTELLA McCARTNEY/STELLA McCARTNEY JAPAN TEL:03-6427-7013〉、トップス¥36,300〈ESS BY Mail:info@ess-by.com〉、シューズ¥157,300、バッグ¥240,900〈ともにJIMMY CHOO TEL:0120-013-700〉


