今こそ“王者のローファー”を持つ。誕生75年ジョンロブの傑作「ロペス」が大人の男に愛される理由

今こそ“王者のローファー”を持つ。誕生75年ジョンロブの傑作「ロペス」が大人の男に愛される理由

「不易流行」とは時代を超えて変わらない本質的な「不易」と時代や状況に合わせて変化する「流行」を調和させる概念。

名作アイテムを選ぶ審美眼を持ちながら、最新店の良さも知る。そんな柔軟な感性こそが大人の男には必要とされるのだ。

【vol.13】ジョンロブの「ロペス」 1950年の登場以来、75年の時を重ねてきたジョンロブの名作ローファー「ロペス」


ジョンロブの「ロペス」。紐を廃し、足を入れるだけで完結するその軽やかな名作ローファー――。

特徴的なハンドステッチによるフロントエプロンと、カジュアルにもドレスにもなじむ品格は「キング・オブ・ローファー」とも称され、1950年の誕生から今もなお世界中の洒落者たちの足元を魅了し続ける。

“怠け者の靴”ながらも確かな品格を纏い、ドレスとカジュアルの境界を自在に行き来する。日常に溶け込む柔らかさを持ちながら、パリの空気漂う端正さも失わない。

その姿は、白金にある『瞎虎餐廳 BLIND TIGER DIMSUM』を思わせる。

扉を開ければ気軽なバーがあり、奥の階段を下りると、「ザ・リッツ・カールトン東京」や「帝国ホテル 大阪」で腕を磨いたシェフが仕立てる点心コースが待つ。軽さの裏に潜む緊張感と技は、どこか「ロペス」の世界観と呼応する。

象徴的なのがコース冒頭の「エビ餃子」だ。薄い皮の中でエビの旨みが弾け、幸福感を跳ね上げる。紹興酒の香りとライブキッチンの熱気が交わり、奥深いエレガンスを引き出す。

軽やかさに品を、カジュアルに緊張を。都市で愛される存在とは、いつだって“二面性”をしなやかに纏っている。

■アイテム
¥283,800〈ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン TEL:03-6267-6010〉

配信元: 東京カレンダー

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