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被害者は「死にたい」とも…元ジャンポケ斉藤“ロケバス事件”。母親の証言で明かされた“被害当日の全貌”

被害者は「死にたい」とも…元ジャンポケ斉藤“ロケバス事件”。母親の証言で明かされた“被害当日の全貌”

◆5日後に警察へ…被害申告までの経緯

 そして事件から5日後、Aさんは警察署に赴いて性被害の相談をしている。Aさんの気持ちが変化した理由に、母親のせめてもの想いがあった。

 事件当日の会話の中で、母親は普段からAさんが通院していた「メンタルクリニック」の医師に相談するように提案。事件から4日後、Aさんは通院することになった。そこで、母親はAさんに気持ちの変化があったと振り返る。

「(Aさんは)先生のことをかなり信頼していて、(事件について)色々な相談をしていたところ、先生が『それは警察に行った方がいい』と助言してくださいました。それで警察署に行くことになりました」

 通院した翌日、母親はAさんに同行して警察署を訪れ、斉藤被告からの性被害の申告をした。

 終始、Aさんの隣に寄り添っていた母親は、事件後の我が子の変化について声を震わせながら、「めっきり暗くなりました。泣いたり、とても暗くて溜息ばかりついて……見ていられませんでした」と振り返る。


◆母親自身の経験と重なる「深い傷」

東京地方裁判所
3月13日(金)、初公判時の東京地裁前、傍聴席を求めて集まった人々/筆者撮影
 さらに、過去の母親自身の経験を踏まえて、Aさんの状況について、このように心配した。

「事件当日の仕事に期待を持って出かけていたのに、ものの数時間で想像もしないようなことになってしまって、とても今日まで苦しんでいます。20代という一番人生で良い時期を、こんなことで苦しみを受ける姿を見ていると、とてもつらいです……」

「私も学生のころ、露出狂に遭ったりしました。でも誰にも言えず、今この歳になってもこの道(筆者注:被害を受けた場所)を通ると、『あっ』と鮮明に思い出します。娘はどんな想いでいるのか。今後生きていくうちは、ずっと瞬間瞬間で思い出すことがあると思うととてもかわいそうです」


配信元: 日刊SPA!

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