◆時間や身体の制約を超え、より多くの人に知のインプットを
時代と共に、オーディオブックのユーザー層も大きく変化。コロナ禍以前はビジネスパーソンが主なユーザーだったが、現在は子育て世代や目の不自由なシニア層の利用も爆発的に増えているのだという。「育児中は子どもの誤嚥などを防ぐために、”目は離せないが、耳は空いている”という時間が非常に多いという意見を聞きます。その時間を活用してインプットができるオーディオブックは、子育て世代の方々から熱い支持をいただいているんです。また、シニア層の利用拡大は、コロナ禍のウォーキングの習慣化が後押ししました。“オーディオブックで長編小説を聴くようになってから、健康のために仕方なく始めたウォーキングが、毎日の楽しみの時間に変わった”というお便りをいただいたこともあります」
◆ユーザーの願いを叶える、AI×オーディオブックの未来
では、AI本人オーディオブックには、どのような可能性があるのか。久保田さんは次のように語ってくれた。「著者の声をAIで再現することで、”本人の声で聴きたい”というファンの想いと、聞きとりやすさ、この2つが両立できていると思います。これは、質を担保しながらユーザーの望む形をテクノロジーで実現するという、理想的なAIの活用法だと思いますね」
今回配信される2作品は、audiobook.jpの聴き放題プランでも楽しむことができる。“読書は紙派”の方々も、この機会にAI本人オーディオブックを体験してもらいたい。

