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「趣味は?」と聞かれた、評価額“数百億円”の株式を所有する大株主兼実業家〈超富裕層〉の驚愕の答え

「趣味は?」と聞かれた、評価額“数百億円”の株式を所有する大株主兼実業家〈超富裕層〉の驚愕の答え

「富裕層の趣味」と聞けば、高級ワインや美術品のコレクション、旅行や乗馬といったものを思い浮かべるかもしれません。しかし、名だたる上場企業の大株主であり、数百億円の資産を保有する実業家・嶋村吉洋氏の答えは、予想を裏切るものでした。彼が「趣味も仕事も遊びも、すべてコミュニティづくり」と断言する裏には、起業や独立を志す多くの人が陥りがちな“致命的な順番の間違い”への警鐘が隠されています。同氏の著書『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)より、ビジネスを立ち上げる前に仲間を集める必要がある理由を紐解きます。

趣味も仕事も遊びも、すべてコミュニティづくり(※)

私のこれまでの人生は、まさにコミュニティづくりを中心に組み立てられています。

※編集注:筆者は同書で下記のように主張しています。

先行きが不透明な時代において、個人がフリーランスとして独立し、ビジネスを成功させるための最大のカギは「コミュニティ(信頼できる仲間)」の存在です。会社員時代に成果を出せなかった人が単独で戦って急に成功するほど甘くはなく、自身のファンとなってくれる仲間と協力し合うことで、初めて持続可能な経済基盤をつくることができます。強固な信頼関係で結ばれたコミュニティさえ構築できていれば、どんな事業を始めるにしても失敗のリスクを劇的に下げることが可能です。

以前、あるメディアのインタビューで「嶋村さんの趣味を教えていただけますか?」と聞かれたことがあります。

お金持ちならきっと何か驚くような趣味を持っているのではないか、という意図を感じる質問でしたが、私は「趣味も仕事も遊びも、すべてコミュニティづくりですよ」と答えました。私がコミュニティづくりを「サイコー!」だと思うようになったきっかけと、コミュニティづくりの価値についてお伝えします。

起業してからコミュニティづくりをするのでは「泥縄」になる

「なぜコミュニティを先につくったほうがいいのですか?」とよく聞かれますが、私はシンプルに「泥縄にならないためです」と答えます。

泥縄とは、何かトラブルが起きてから慌てて対策を立てることを揶揄する言葉です。私自身には他人を揶揄する意図はまったくありませんが、物事には正しい順番があるものだと考えています。

非常に下品なたとえで恐縮ですが、トイレに行った際、「パンツを下ろす」→「用を足す」という順番であれば問題ありません。しかし、「用を足す」→「パンツを下ろす」という誤った順番では“非常事態”を引き起こしてしまいます。

通常は、「起業する」→「コミュニティをつくる」というのが一般的です。しかし、私はこれを逆にするのがよいのではと考えました。起業してからコミュニティづくりを始めると、資金・メンタル・人材・体力などのあらゆる面で非常に苦しくなるからです。

先に自分や自社のコミュニティづくりをしてから起業すれば、この苦しさの多くを回避できるはずです。これは起業だけでなく、他の分野でも同じことが言えるでしょう。

嶋村 吉洋

実業家/投資家/映画プロデューサー

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