◆トイレにスープを廃棄…惨事を招くことに
悲劇は食事中だけに留まらなかった。食後、車内に戻った渡邊氏をさらなる異臭が襲う。原因は、食べ終わった後のゴミと後始末の方法にあった。「座席に近いトイレが強烈な異臭を放っていました。どうも観光客たちが容器に残ったラーメンのスープをトイレに捨てたようで、芳香剤のニオイと混じって異様な悪臭になっていたんです。個室に入った瞬間にそれを吸い込んでしまい、思わず吐いてしまいました。新幹線の車内で食事をしてはいけないルールはありませんが、スメハラの被害にあっても我慢するしかないのが現状です」
JR東海は公式サイトにて、持ち込めない荷物として「臭気を発するもの」を挙げている。しかし、食べ物に関しては明確な規定がなく、現状は乗客のマナーに委ねられている。
「日本人ならマナーとして避けるところを、観光客は気にせず持ち込んできます。周囲に誰が座るかは予約段階では選べませんし、運が悪かったと諦めるしかありません」
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豚まん程度であれば許容範囲かもしれないが、公共の場では周囲のことをよく考えたうえで手をつけるべきだろう。
<TEXT/高橋マナブ>
【高橋マナブ】
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

