「稼げれば何でもいい」の末路…元セクシー女優が見た“立ちんぼに堕ちる若者”の危険すぎる実態

「稼げれば何でもいい」の末路…元セクシー女優が見た“立ちんぼに堕ちる若者”の危険すぎる実態

◆“ノラ猫系ナイトワーカー”に未来はあるのか

たかなし亜妖
元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」
 立ちんぼやパパ活、SNSでの個人売春は組織に属さないため、言い方は悪いが、私は彼女らを“ノラ猫系”と定義する。

 水商売は基本的に不安定な商売だからこそ、店に所属していようがいまいが、未来を紡ぎ出すのはそう簡単ではない。すべては自分次第であり、所属=勝ち組、フリー=負け組なんてことを言うつもりはない。実際、みんな“完全安定”とは程遠く、将来に対して安心感を抱く人などいないからだ。

 しかし、ノラ猫系はより一層不安定さが大きい。後ろ盾がなく、そもそも違法行為に手を染める時点でオフィシャルなお店で働くキャストとは次元が違う。何もかもが自己責任でルールの外にいれば、明るい未来は待っていないだろう。

 ノラ猫を経てさらに堕ちていくケースも多く、本当に捕まってしまったり、行方不明になる例も珍しくはない。あとはプレイヤーではなく運営側に回り、売春斡旋の元締めになってトラブルを起こすなど、とにかく予後が悪いのは確かである。

 全員が全員恐ろしい話に当てはまるわけではないけれど、同じ夜職でもスタートラインに立てるか立てないかでは、随分と話が変わってくるのだ。

◆違法行為を“当たり前”にしてはいけない

 個人個人の在り方の問題となると、立ちんぼなどを完璧に防ぐのは難しいと言えよう。ただ「みんなやっているから」と意識が甘くなっているのは事実で、危機感の薄さが歓楽街の闇を助長しているのかもしれない。

 よくSNSでは「見て見て!」と言わんばかりに発信者がエンターテイメントのように立ちんぼの様子を映すけれども、好奇の目を煽ると人々の認知が歪む。この手の商売に対する注意喚起をするのはもちろんのこと、我々のような大人が違法行為を面白おかしく取り扱ってはならないのである。

 本人の意識は何よりも重要なのだが、スタートラインにさえ立てない若者を作り出すことがないような環境づくりも今後は求められるだろう。少なくとも現代社会においては「受け皿の下の受け皿」があってはならないと、私は強く伝えていきたい。

文/たかなし亜妖

―[元セクシー女優のよもやま話]―

【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
配信元: 日刊SPA!

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