「パンが好き」がきっかけで、ロス削減につながる

こうした中で生まれたのが、売れ残りそうなパンを冷凍し、全国へ届ける仕組みです。
通販プラットフォーム rebake(リベイク) では、店頭で売り切れず廃棄になりそうなパン、いわゆる「ロスパン」を冷凍し、全国から取り寄せることができます。
利用者500人への調査(※)では、パンをお取り寄せする理由の1位は「遠方のパン屋の味を楽しめること」でした。つまり、多くの人は社会貢献を目的にしているわけではなく、純粋に「パンが好き」という気持ちから利用しています。
それでも、この仕組みを通して食品ロスへの意識が高まったと感じる人は7割以上にのぼりました。パンを楽しむ行動が、結果として食品ロス削減につながっている――。そんな流れが、少しずつ生まれています。
また利用者の中には、「遠くに住む親に送っている」という声もあり、買い物に出にくい家族への贈り物として利用する人もいるようです。
好きなパンを楽しみながら、“もったいない”も減る
「社会のために何かをしなければ」と考えると、少し身構えてしまうことがあります。けれど、好きなパンを取り寄せる。そんな日常の楽しみが、気付けば食品ロス削減にもつながっています。
パンを食べる人、パンを作る人、そして廃棄されてしまうはずだったパン。それぞれが自然につながることで、無理なく食品ロスを減らしていく流れが広がり始めています。
特別なことをしなくても、好きなものを楽しむことが誰かの役に立つ。
遠くのパン屋の味を自宅で楽しむ——そんな小さな選択が、食べものを無駄にしない社会にもつながっているのかもしれません。
※「パンお取り寄せ理由と食品ロス削減への意識調査」調査方法:インターネット調査/調査対象:rebake利用者 男女500名(合同会社クアッガ)

