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5歳下の男子とのデート代、どこまで女が出すべき?割り勘比率の正解とは

5歳下の男子とのデート代、どこまで女が出すべき?割り勘比率の正解とは

今週のテーマは「交際3ヶ月で、男が年上の彼女に振られた理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:5歳年上の美女と交際して3ヶ月、LINEでフラレた28歳男。原因は?


海斗にLINEを送った後、悲しいとかそういう感情は一切湧いてこなかった。むしろ、“ホッとした”という感情だった。

― 京子:海斗、今までありがとう。でもごめん、別れよう。今までありがとう

急なことで悪いと思っている。でも、これが私の出した答えだった。

食事会で知り合った、5歳年下の海斗。

人懐っこくて、性格も良かったし、彼の押しもあり交際にまで発展した。でも交際してすぐに、私は彼の違和感に気がついた。

最初は、目を瞑ろうと思っていた。

でも結局、将来のことを考える…などは難しいなと思った。

A1:年下の勢いで、グイグイ来てくれるのが良かった。


イベント関連の会社に勤める海斗とは、食事会で知り合った。

肌が綺麗でスッとした塩顔のイケメンというのが、海斗の第一印象だ。

2軒目へ移動中、たまたま後ろの方で二人並んで歩く形になった時、彼は自然に私をデートに誘ってきた。

「京子さん、良ければ…次は二人で食事へ行きませんか?」
「え?もちろん」
「食事は何が好きですか?」
「なんだろう…イタリアンとか?」
「じゃあ、お店予約しておきますね」

― この男、慣れてるな。

そう思った。でももちろん、嫌ではない。むしろ海斗のことを私も気になっていたので、嬉しかった。

初デートは、六本木のイタリアンになった。


「京子さんは、結構外食派ですか?」
「そうですね。外食が多いかもです。海斗くんは?」

話もサクサク進むし、盛り上がる。年下だけど、私よりもしっかりしているように感じる。

「僕、こう見えて料理得意なんですよ」
「え?そうなの?」
「学生時代、キッチンでバイトしていて」
「え〜すごい!!どんなお料理を作るの?得意料理とかあるの?食べてみたいな」
「京子さんなら、いつでも喜んで作りますよ。逆に京子さんは?家事とかします?」

しかも、口もうまい。リップサービスなのかわからないけれど、海斗といるとなんだか心地良い。心がふわふわとしてきて、ついワインが進んでしまう。


「意外に家事はするよ。でも料理は自分ひとりだと、ついおざなりになっちゃって」
「京子さんって、大人の余裕がありますよね」
「そう?私まだ33歳だし、そんな大人かな。まぁ海斗くんよりは大人だけど。年齢とか、気にする人?」
「いや、僕はまったく!何も気にしません!むしろ年上の方が好きなので」

しかも“年上好き”ときた。これはかなり良い感じかもしれない。33歳、そろそろ真剣に次の出会いも探しているし、ステディで、かつ結婚も見据えて付き合える彼氏が欲しい。

そう思っていたタイミングでのこの出会いは大切にしたい。そんなことを思っていると、あっという間にお会計の時間になった。

しかし、この時に微妙な空気が一瞬流れる。

「半分でいい?」

むしろ、割り勘でいいのだろうか。海斗の方が年下だし、割り勘でまったく問題なはいが、ここで、一瞬考える。

― 私の方が年上だし、ここは私が多めに払うべきだったのかな…。

「もちろん。ここ、カード2枚いけるかな」

そう言ったのには、理由がある。海斗は折半にしてくれたし、ここは彼を尊重しよう。そう思い、会計を済ませた。

「今日はありがとう。楽しかったな」
「こちらこそ。京子さん、また会えますか?」
「もちろん」

そしてこの海斗の積極的な姿勢は変わらず、この次のデートで私たちは正式に交際することになる。

A2:お金にルーズで、ヒモ体質だと気がついた。


二度目のデートは、海斗が好きだという、恵比寿にあるお蕎麦屋さんになった。雰囲気もよく、〆のお蕎麦へ行く前にちびちび飲みながらつまめるので、好きな感じのお店だった。

「京子さん、日本酒は好きですか?」
「うん、好きだよ」
「良かった!じゃあ今日は飲みましょう」

こうして、美味しい食事と日本酒を楽しんでいると、少し酔ってきた様子の海斗が、まっすぐに私を見つめてきた。

「京子さん、俺、めっちゃ京子さんのことタイプです」
「そうなの?嬉しい」
「付き合いませんか?僕たち」

年下男子の良いところは、このストレートさと勢いだと思う。傷つくことを恐れない眼差しに、純粋な思いをまっすぐにぶつけてきてくれること。それは最近、恋愛迷子になっているアラサー以上の女子に、しっかり刺さる。

だから海斗のこの言葉は、本当に嬉しかった。

「本当に?海斗くん、酔っ払ってない?」
「酔ってないよ〜本気です」
「そうなんだ…。嬉しい。私も海斗くんのこと、好きだよ」

こうして、晴れて交際することになった私たち。私の心の中に、花が咲くように、幸せな気持ちがどんどん広がっていく。

しかし、お会計をしようと思った時のことだった。海斗が、急に焦り始めた。

「あれ?ごめん…今日、財布家に忘れてきたかも…」
「え?むしろ日中とか大丈夫だったの?」
「うん、スマホのチャージはあるから。財布出すことがなかったから、今まで気がつかなかった…ごめん、今日のご飯代の分、借りてもいい?」


それは構わない。私もたまにお財布を忘れることもあるし、忘れたならば仕方ない。

「そういうこともあるよね。いいよ、今日は私のおごりで」
「マジで?ありがとう!!必ず次回返すから」
「わかった。じゃあ次回、お願いします」

こうして、この日は私が支払った。でもここから、何度か海斗はお財布を忘れることがあった。

しかも「ありがとう」「次回返すね」と言いながら、そのお金が返ってきたことは一度もない。

そして最近のスマホにはキャッシュレス決済という、素晴らしい機能がある。仮にお財布を忘れても、その後スマホを通じていくらでも支払えるはず…。

― あれ?これって…。もしかして、確信犯?

次第にそんなふうに思うようになる。さらに私のこの疑問が決定的になったことがある。

交際してから、私の家に泊まることが多くなった海斗。吉祥寺の彼の家は狭いらしく、麻布十番にある私の家の方が広いからいいと言う。

私も、彼の家より自分の家の方が準備など楽だし、助かっていた。しかし、あまりにも私の家に泊まる頻度が増えた際に、ふと思った。

― あれ?これって、私の家をホテル代わりにしてる…?

なぜなら、彼のオフィスは六本木にある。もちろん、吉祥寺の彼の家より、私の麻布十番の家の方が近いし、なんなら徒歩でも行ける距離にある。

そりゃもちろん、私の家を選ぶだろう。彼にとっては楽だし、最高な物件でしかない。

でもここは、私が頑張って働いて、稼いで支払っている家。そこに我が物顔でいる彼に対して、段々と疑心暗鬼になってきた。


「海斗、最近仕事はどう?順調?」
「どうなんだろう。この前のイベントが終わって、今は少しゆっくりできる時期かな」
「そっか」
「京子は?相変わらず忙しそうだけど」
「私は毎日必死すぎて、記憶がないくらいだよ(笑)」

― ちょっと待って。これは彼氏ではなく…ヒモでは?

お会計の時に毎回財布を忘れたり、私の家に住み着いたり…自分は大丈夫だと思っていたし、恋は盲目と言う通り気が付かないフリをしてきたけれど、彼は立派な“ヒモ”だ。

「京子は頑張っていて、偉いよね。本当に尊敬する」

ただ、こうやって疲れて帰ってきた時に褒めてくれるし、存在自体に感謝はしている。でも今、男性を私が養えるほどの経済力もないし、せめて折半でいてほしい。

少し年上だから…という理由で頑張ってきたけれど、どちらかの負担が大きすぎる関係は長続きしないと思う。

「そういえば、もうすぐ京子の誕生日じゃない?せっかくだから、良い店とか行こうよ」
「え〜いいよ。海斗、高いお店だと支払い厳しいでしょ?」
「そこは半々でいいんじゃない?せっかくの誕生日なのに」
「じゃあお店、どこか選んでおくね」

その誕生日も、きっと私が支払うのだろう。そう思うと、一緒に出かける気が失せる。

― ダメだ。このままだと、お金だけではなく心まですり減っていく。

そう思い、健全な関係を築くため、私は綺麗さっぱり、線を引くことにした。


▶【Q】はこちら:5歳年上の美女と交際したが、3ヶ月で振られてしまった28歳男。原因は?

▶1話目はこちら:「この男、セコすぎ…!」デートの最後に男が破ってしまった、禁断の掟

▶NEXT:3月28日 土曜更新予定
2度目のデートで女が消えた理由

配信元: 東京カレンダー

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