「喪の旅」へ。別離と悲しみを抱えた人の物語を聞く
大切な人を亡くすということ。生きていれば、だれしも向き合うことになるだろう。私自身、そのただなかに身を置くことになり、初めて味わう感情に右往左往していた。みなさんはどうなのだろう。知りたいと思った。
死別の悲しみを抱いて、どう生きていくか。これをテーマにさまざまなかたに話をうかがい、記事で届けていく。読者に経験を語ってもらい、読んでくださった方が今度は自分の経験を語ってくれたら、つながっていくかもしれない。
私の悲しみはこれからどう続いていくのか。みなさんはどのように悲しみとともに生きているのか。私にどこまでそれを聞くことができるか不安だった。
いま思えば、どうしようもない闇のなかの手さぐりだった。けれども何かをしないと、ここに立っていられなかった。切迫した思いのなか、私は「喪の旅」に出た。
第2回では、40代で大切な人を亡くした2人の女性の体験談を通して、死別の悲しみを抱えて生きるヒントを探ります。
※本記事は、書籍『喪の旅 愛しい人に出会い直す』より一部抜粋して構成しています。
もっと詳しく知りたい人は
2020年〜2025年に取材・掲載された朝日新聞の人気連載「喪の旅」。そこで話を聞いた30人それぞれの喪失の物語と、取材した記者自身の夫を亡くした経験をまとめた一冊。
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