敬意を持って人と関わる
介護職員として長いキャリアを持つ伊藤さん。2000年に介護保険制度が創設され、日本で福祉の重要性が高まっていく時期に社会人となりました。介護事業所に事務員として就職しましたが、「会社全体を理解するために現場に出ているうちに、いつの間にか訪問入浴の担当スタッフになっていました」と、介護の現場に入ったきっかけを話します。
「さまざまな施設や病院で働くなかで、在宅介護についてはある程度経験してきました。20代の頃は別の業種に転職したこともありましたが、リリー園に来てからは、これまで自分がやってきたことが無駄ではなかったと感じています。今までの歩みも、これでよかったんだと、ようやく思えるようになりました」(伊藤さん)

介護のやりがいについて伊藤さんは、利用者の笑顔が見られるときだと話します。
「日々忙しく、やりがいをじっくり感じる時間はなかなか取れませんが、クリスマス会など普段と違うイベントで利用者の方が喜んでくれると、やってよかったと思います。普段から笑顔の多い利用者の方も、最初からそうだったわけではなく、園の生活に慣れるまでには時間がかかります。信頼関係を築き、少しずつ距離を縮めていくなかで、ようやく自然な笑顔が見られるようになるのだと思います」

また、介護を通して、人と関わる面白さも感じているそう。
「利用者の方の姿は、あくまで、今ここでの姿。これまでの仕事をご本人から聞いたり、若い頃の写真を見たりすると、歩んできた人生が見え、そうした背景にも敬意を持ち仕事をしています」(伊藤さん)
最後に、求める人物像や介護職は未経験という人に向けたメッセージを伺いました。
「明るく優しい、人と関わることが好きな人に来てもらえたらと思います。今いる職員も未経験で入った人が少なくありません。親御さんや身内の介護を経験したことから“自分も介護を仕事にしてみたい”と応募した職員もいます」(山内さん)
「優しいスタッフがたくさんいます。未経験の方にもしっかりと教えます」(伊藤さん)


県外から移住してきた職員も活躍していますが、特定技能制度で働く外国人材は5年間しか日本で働けないため、職員の確保はまだまだ大きな課題です。
福島県では、令和7年4月1日以降に福島12市町村に転入し、医療・介護・福祉等に係る資格を有したうえで、資格に基づき利用者へのサービス提供を直接的に担う職種として県が定める求人に応募し、福島12市町村に所在する施設・事業所等に就業している場合、1人あたり120万円が福島12市町村移住支援金に加算される制度があります。
詳しくはこちらをご覧ください。 >福島県12市町村移住支援金のお知らせ
未来ワークふくしまでは、医療・介護・福祉分野で活躍されている方をご紹介しています。 >ふくしま12に移住して医療・福祉の担い手として働く
リリー園では、職場体験や見学も随時受け付けています。興味のある方はぜひ求人ページをご覧ください。 >https://arwrk.net/recruit/lily-en
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■特別養護老人ホーム リリー園(社会福祉法人広葉会) 2004年に開設。サービス内容は特別養護老人ホーム(定員80名)とショートステイ(定員10名)。東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故による避難と業務の一時停止を経て、2018年に業務を再開。職員数は44名、介護職員は31名。
所在地:〒979-0603 福島県双葉郡楢葉町大字井出字上ノ原28 TEL:0240-25-1777 FAX:0240-25-1770 E-mail:kouyoukai@lily-en.com HP:https://lily-en.com/
※所属や内容は取材当時のものです。最新の求人情報は公式ホームページの採用情報をご確認いただくか、直接お問合せ下さい。 取材・文:はしもとあや 写真:古関マナミ
※本記事はふくしま12市町村移住ポータルサイト『未来ワークふくしま』からの転載です
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