「人の物を盗むような育て方はしていない」……深まる疑心暗鬼と悲しみ
息子が親のクレジットカードを勝手に使ってゲームに課金していた……そんな衝撃の事実を知り、「私がちゃんと教育できていなかったのかなとかなり落ち込んだ」という女性。
息子が課金してしまった分は親が支払い、あとは息子にしっかりと注意すれば解決する問題。そうは思っても、女性は「子どもを信用することが少しの期間できなくなった」と振り返ります。

「悲しかったです。人の物(お金)を盗むような育て方はした覚えはない」と当時の心境を明かす女性。
地方の閑静な場所に住んでいることもあり、女性はトラブルが起こる以前から「子どもの問題は親(特に母親)が悪い的なイメージ」が周囲に根強くあると感じていたと言います。そんな背景から周囲の目がどうしても気になってしまう女性が受けた精神的なダメージは、大きなものでした。
外部への相談で進展、相手を否定しない環境づくりの大切さを実感
悩み抜いた女性は、息子が小学1年生のころから学校終わりなどによく利用している放課後等デイサービスに相談することにしました。
実は、軽度の発達障害があるという息子。施設のスタッフは息子の特性や性格をよく把握してくれていたため、相談しやすかったと言います。
相談の結果、事態は解決へ向けて進展。女性は当時の息子の心理について、「親にお金が欲しいと言えなかったんだろうなと思います」と振り返ります。

子どもからの要望がたとえ、親の思いに沿うものではなかったとしても「相手を否定せずにまず相手が話しやすい環境を普段から作っていくことが大事だと思いました」と明かす女性。
スマホの制限設定など、システム面での対策はもちろんのこと、子どもが本音を話しやすいよう、親子間で日ごろからコミュニケーションをとることが大切。そう身をもって痛感した出来事でした。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年3月、「子どもにまつわるお金トラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
