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モラハラ夫に“子どもを連れ去られた”35歳女性が憤る、家庭裁判所の“まさかの判断”「親権の決め方は、理不尽で残酷」

モラハラ夫に“子どもを連れ去られた”35歳女性が憤る、家庭裁判所の“まさかの判断”「親権の決め方は、理不尽で残酷」

◆モラハラの被害者は「正しい判断ができなくなる」

――動画を拝見すると、実体験だけではなく、一般的なモラハラなどについての発信もありますよね。意図を教えてください。

はーちゃん:DVやモラハラは、実際にその被害を受けている最中は気づくことも逃れる事も出来ません。被害を受けるたびに「私が悪い。私が変われば大丈夫」と考えてしまい、自分で自分を追い詰めてしまうので正しい判断ができなくなります。私は自分がやられた被害を声高に叫んで、夫を追い詰めたいとは考えていません。

 社会にはこういう理不尽が存在することを多くの人に知ってもらいたいです。できるなら現状を変えていくよすがになればと思っているんです。配偶者のモラハラに悩む人が、少しでも自分自身を大切にする選択をしてもらえたらと考えています。

◆泥沼のなか行われた離婚裁判の結果は…

――ちなみに現在、夫がお子様をはーちゃんさんに会わせないのはなぜなのでしょうか。

はーちゃん:夫いわく、私が警察に相談した事に不信感を感じたからだそうです。全く理解できません。まず、離婚裁判中も、定期的に子どもと面会交流を継続していました。その際に子どもたちから「パパから蹴られた」「(イベント時も通常時も)ママに話しかけてはいけないと言われた」という話を聞いていました。

 子どもたちが夫から暴力を受けていることを一度は裁判所にも伝えようと考えました。しかしそのことを夫に知られ、次に面会交流で子どもたちへの暴力が悪化するかもしれないと怖くなり、子どもを守るために黙っていました。そんな苦しい時間を3年以上も過ごしながら子どもたちも私も離婚裁判を行いました。ついに2024年3月に面会中に警察へ駆け込み、夫から子どもへの暴力がある可能性を警察に報告しました。

 私と子どもたちは別室で聞き取りをされ、子どもたちの証言には信憑性があると判断されたものの、なぜか子どもが行く先は施設もしくは夫の親族になるとのことでした。そして、結果的に夫の親族が引き取って、数日してから児童相談所が介入しましたが、現在の父親らによる養育環境に問題はないと判断されてしまいました。夫とまた暮らすことになったんです。一連の流れを受けて、夫は私との信頼関係が破綻したと言っているようです。


配信元: 日刊SPA!

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