いつまでも輝く女性に ranune
モラハラ夫に“子どもを連れ去られた”35歳女性が憤る、家庭裁判所の“まさかの判断”「親権の決め方は、理不尽で残酷」

モラハラ夫に“子どもを連れ去られた”35歳女性が憤る、家庭裁判所の“まさかの判断”「親権の決め方は、理不尽で残酷」

◆“連れ去り問題”を広めていきたい

――現状なお苦しい状況にあるはーちゃんさんが、当事者インフルエンサーとして、心がけていることはどんなことでしょうか。

はーちゃん:状況に決して絶望せず、少しでも多くの人に知ってもらうことです。1日に1人でも2人でも、私の動画を初めて見る人がいれば、それだけ子の連れ去り問題を広めることができます。別居している親は子どもに会えなくてつらい思いをしますが、それ以上に子どもは不安で淋しい日々を過ごしています。同じ境遇の子どもたちを増やさないためにも、SNSを通じて言葉を届けることが社会を変えていくことになると信じています。

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 ときに家族はすれ違う。子どもは無力に揺らされる小舟。歯車がずれれば、暗澹たる時間を生きることを強いられる。

 インフルエンサーと聞けばポップに響くが、はーちゃんさんは人生の根幹にかかわるシリアスな側面を問い続ける。それがやがて民意を変えていく原点になることを信じて。

<取材・文/黒島暁生>

【黒島暁生】
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
配信元: 日刊SPA!

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