
月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。
子どもから手が離れ、自分の時間が少しずつ持てるようになる「大人のおしゃれ手帖」世代。
「自分のために何かを始めたい」と思う人も多いようです。
その「何か」を見つけるためのヒントになりそうなのが、今回のテーマ。
河合さんがふとしたきっかけで見つけたのは「学び直しの場」。
ぜひ参考にしてみてください。
皆さん、こんにちは。読者ライターの河合麻子です。
皆さんは「大学の一般利用」をされたことはありますか?
大学によりますが、一部の大学では、食堂や図書館を開放していたり、学生でなくても参加できる講座や催しが開かれたりしています。
私は、母校のキャンパスが地域に開かれていることを知り、子どもたちと訪れて食堂を利用したのが最初のきっかけで、その後もいくつかの大学で、施設や公開講座などを利用しています。特別履修生として1年間通ったこともありました。
今月の「毎日ごきげん帖」は、大人世代におすすめの“大学利用の楽しみ“についてお伝えいたします♪
大人世代におすすめ!『早稲田サタデーレクチャー』

まずご紹介するのは、早稲田大学の『早稲田サタデーレクチャー』です。いま注目の研究者や専門家の90~120分の講演を対面で聴くことができる、有料の公開講座です(オンライン開催もあり)。
単発の講座なので自分の興味あるテーマを選んで参加できますし、土曜日開催ですので“週末のちょっとしたおでかけ気分”の気楽さもgoodです(オンラインでの事前申し込み必要)。
私は今年に入って2つの講座に参加しました。
1月に受講したのは、iPhoneアプリ「hinadan」を81歳で開発し、世界最高齢のプログラマーとして知られる若宮正子さんの講演『人生100年時代をどう生きるかー世界最高齢のプログラマーの生き方』。
表計算ソフトのエクセルを使ってご自身が色柄をデザインされたシャツをお召しになられていて、その遊び心あふれるお洒落なお姿がとても素敵でした。
「無難、常識、年齢に捉われて自分で自分を囲い込まないで。」という90歳の大先輩からのメッセージが心に残りました。

そして3月はブロードキャスターのピーターバラカンさんと音楽評論家の萩原健太さんのお二人による『映画とロック』という講義でした。
「マニアックに検証していきたい」というお言葉通り、1950~80年代の音楽映画から通好みのシーンやしびれるライブ映像、こぼれ話などをお二人の楽しいトークでご紹介くださいました。あちこちから「く~っ!」といった感嘆の声や笑い声が漏れるほど教室が湧きました。
さまざまな年代の方々と過ごす、非日常で上質な時間、贅沢だなぁ。
“階段本棚”が素敵! 日常から離れてゆっくり♪ 「村上春樹ライブラリー」

同じく早稲田大学内にある国際文学館、通称「村上春樹ライブラリー」も一般利用におすすめの施設で、2021年の開館当初から何度か訪れています。
村上春樹さんの小説作品の直筆原稿や資料、数万枚のレコードなどを保管、公開する施設で、カフェやオーディオルームやギャラリー、展示室などを利用することができます。
設計した隈研吾さんが村上作品の構造をイメージしたという“階段本棚”が印象的で、まるで異世界へ繋がるトンネルのような雰囲気です。

地下にあるカフェ「オレンジキャット」で「村上さんの書斎」を眺めながらお茶をしたり、オーディオルームでは、スピーカー前の椅子に陣取り音楽に酔いしれたり(寝ている学生さんも。なんと贅沢なくつろぎ空間♪)と、日常から離れてゆっくりとした時間を過ごすことができます。

「村上さんの書斎」

「村上さんの書斎」

