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小説家&漫画家・折原みと!仕事漬け生活から地方移住を決めた理由

小説家&漫画家・折原みと!仕事漬け生活から地方移住を決めた理由

折原みとさんのエッセイ本『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』より、人生を変えた決断を綴った一節を紹介します。仕事一筋だった20代から一転、小笠原での体験をきっかけに地方移住へ踏み出した、著者のリアルな転機とは?

人生を変えた決断

人生を変えた決断
撮影/砂原文(『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』より転載

私が漫画家デビューしたのは、21歳の時。それから2年後に小説も書き始め、以来、漫画家兼小説家として仕事をしてきました。

20代の頃は、とにかく仕事一筋!

人生を変えた決断

当時は東京のマンションに住んでいたけれど、昼夜逆転の、完全な夜型生活。食事は仕事机の上で、カップラーメンやコンビニのお弁当を食べることが多く、睡眠時間もかなり少なかったと思います。

漫画の連載を2本抱え、その間に書き下ろしの小説を書いていたので、ひと締め切りが終わったら、数時間睡眠を取って、すぐ次の仕事に取りかかるのが普通の日々。息抜きといえば、たまに近所の公園に散歩に行くか、夜、友人と飲みに行くくらい。

当時は20代で結婚する女性が圧倒的に多かった時代だけれど、結婚なんて考える暇もありませんでした。

そんな余裕のない生活をしていても、書くことが楽しかったので、仕事は苦ではありませんでした。

「このままでいいのか?」という焦り

「このままでいいのか?」という焦り
撮影/砂原文(『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』より転載

でも、30代に入った頃からでしょうか。締め切りに追われる仕事漬けの毎日の中で、ふと、こんな思いが胸に浮かぶようになったのです。

「このままでいいのか……」と。

ものを書くということは、自分の経験や知識、感情をもとにして作品を生み出す作業です。20代の10年間は、自分の中にあるものをひたすらアウトプットしながら、脇目もふらずに書き続けてきました。だけど、このままの生活を続けていたら、いつか書きたいものがなくなってしまうかも……?

本能的に、そんな危機感を持つようになっていたちょうどその頃、取材で小笠原諸島に行くことになったのです。

配信元: HALMEK up

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