独立後の最初の壁。適正価格で仕事を獲る営業のコツは?
フリーランスが最初にぶち当たる壁は営業活動ではないでしょうか。実際に、仕事を獲得するために、安い単価で過酷な労働を引き受けているフリーランスの話もよく耳にします。
一方、しっかりと基盤を築いているフリーランスは、自身の提供価値をきちんと言語化し、頼られる存在になることで、適正な価格で仕事を引き受けています。
ここでは私のやり方をサンプルとしてお伝えしてみようと思います。
まず、私がフリーランスになって感じたこととして、仕事を獲りに行くぞと息巻いていると、あまりいいご縁につながることは少ないということです。
むしろ、仕事にしようとする意識の前に、負担のない範囲で困っている人の相談に乗ること。自分がその仕事を引き受けるかどうかは別として、その企業に必要な取り組みが何なのかを一緒に考えるということです。
この動きの何がよいかというと、お互いの相性が確かめられること。自分だったらこう動くという提案について、先方の反応もわかります。そこで目線合わせができると、じゃあ頼みたい、という流れになることも少なくありません。
こうした流れをつくるためにも、自分が何のプロで何を提供できるのか、どこかで発信しておく必要はあると思います。
自分のサイトを開設するのもひとつですが、手間暇かけずにはじめるのであれば、SNSのようなツールはおすすめです。どんな仕事をしてきたか、何を大事にしているかなど、キャリアと人柄の両方を示しておくと、そこにフィットする人が自然にコンタクトしてくれます。
仕事が途切れないフリーランスの共通点
仕事が途切れないフリーランス仲間たちを見ていて、共通点があることにも気づきました。彼らは、クライアントのニーズを的確に捉える力がある。
そして何より、コミュニケーションを怠らない。自分の得意領域をわかりやすく発信し続けている。その積み重ねが信用となり、仕事の継続につながっているように思います。
自分の強み、求められるフィールドをしっかりと見定め、そこで自分を磨き続ける人は、どんどん活躍の幅が広がっていきます。
フリーランスは、ひとつのスキルにしがみつく必要はありません。人生のフェーズに合わせて、仕事の軸やリズムも変えていける。そんな柔軟さこそが、この働き方の醍醐味だと私は思います。
次回の記事では、独立後の単価設定のポイントや専門領域の見つけ方・見直し方など、収入を安定させ、フリーランスを無理なく続けていくコツを解説します。
※本記事は、書籍『"働く"を自分でデザインする おんな・ひとり・フリーランス』より一部抜粋して構成しています。
もっと詳しく知りたい人は

『"働く"を自分でデザインする おんな・ひとり・フリーランス』佐賀晶子著(同文舘出版)
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