50代で「再婚」や「パートナー」という言葉を出すのは、少し勇気がいるもの。自分の気持ちを大切にしたい一方で、子どものことも気になる――。実は子ども世代は再婚自体には反対していない一方で、別の不安を抱えていることが見えてきました。
好きだけで再婚するのは、わがまま?
「今さら恋愛なんて……」「家族にどう思われるだろう」再婚やパートナーのことを考えたとき、そんな迷いがふと浮かぶことはありませんか。誰かと過ごす時間がほしいと思う気持ちは自然なもの。でも同時に、「子どもにどう受け止められるか」が気になって、一歩を踏み出せなくなることもあります。
けれど実は、子ども世代の多くは「親の再婚そのもの」に強く反対しているわけではありません。「一人で寂しい思いをしてほしくない」「そばに話せる相手がいたら安心」そんなふうに願っている人も多いようです。
「再婚=反対されるかも」という思い込みは、少しだけやわらげてもいいのかもしれません。
子どもが気にしているのは相続やお金のこと
ただし、再婚の話になると空気が変わる瞬間があります。それが「お金」に関わる問題です。相続や財産、将来のトラブル――。特に多く挙がっていたのが「相続」に関することでした。子ども世代の多くが、「再婚によって遺産分与が複雑になるのでは」と不安を感じています。
50歳以上限定のマッチングアプリ「Goens(ゴエンズ)」を運営するGoens株式会社の調査(※)でも、約7割以上が「相続」に不安を抱いているという結果が出ています。
これは決して冷たい気持ちからではありません。子どもたち自身にも生活があり、将来の見通しを大切にしたいという現実的な思いがあるからです。親子だからこそ、あいまいにしておきたくない。愛情の問題というより、「安心したい」という気持ちの表れともいえそうです。

