◆「150センチ65キロ」から「35キロ」に
――時間軸が戻りますが、小中学生のときはイジメに遭っていたとか。たまき:母がたくさん美味しい料理を作ってくれる人で、「いっぱい食べな」と娘たちに食べさせるので、太っていたんですよね。150センチ65キロくらいあったので、小学生時代は「デブ」と罵られて……。中学生の途中から過度なダイエットに振り切ったら、今度は体重が35キロくらいになってしまって。当然、生理も止まります。拒食症と診断されました。
――太っている自分を変えることでイジメから逃れようとした。
たまき:そうです。イジメは止まったのですが、途端に中学校にいる人たちが有象無象に思えてしまって。きちんと勉強しようと思ったんです。もともと読書も好きで学習環境はあったので、地元ではそこそこの進学校に行くことができました。
――進学校だけれども、大学進学は選ばなかった。
たまき:友人にも恵まれて、とてもいい環境だったんです。校風が比較的自由で、私服だしいろんな表現をする子はいるけれど、基本的に勉強を頑張る子が多かったです。高3で理系のクラスに進学したことで、周囲にいたこれまでの友人がいなくなってしまって、病んでしまったんです。机にも向かえなくなって……本当は美大なども検討していましたが、断念して専門学校に行きました。
◆刺青に費やした金額は「150万円」

たまき:そうですね。脇腹のあたりに彫ったのが最初です。1つ彫ると、「次はあの場所にこれを彫りたい」というのが次々に浮かんできて……3ヶ月に1回くらいのペースで彫っていましたね。もちろん、その間、母にはバレていません。24歳で自殺未遂をするまでは、隠せていたんです。
――結構なハイペースですが、これまでのトータルの刺青にかけた金額は?
たまき:考えたこともないですね……でも、たぶん150万円はいってますよね。もっとかもしれない。最近も、腕に大好きな漫画のカットを入れたんです。

