◆実績拮抗の“3強構図”をどう読むか

1番人気に支持された昨秋のスプリンターズSは中団からレースを運び4着に敗れはしたが、前有利な馬場も影響したか。今回は騎手リーディングを独走中のC.ルメール騎手が騎乗し、連覇を達成する可能性は十分あるだろう。
そのルメール騎手が近走の手綱を取っていたナムラクレアは、1年7か月ぶりに浜中俊騎手と再コンビを結成する。サトノレーヴと同じ7歳馬だが、こちらはすでにキャリア25戦目。高松宮記念は3年連続2着の舞台。陣営も今年こその気持ちが強いだろう。
今年の中京芝は外差しの傾向が続いており、今の馬場なら悲願のG1制覇も夢ではない。
◆パンジャタワーの距離適性に注目
3強の中で最も年齢的な上積みが期待できるのが、昨年のNHKマイルCを制したパンジャタワーだろう。近2走はオーストラリアとサウジアラビアでいずれも5着に敗れているが、2戦2勝の1200m戦なら上位争いに加わる可能性は高い。管理する橋口慎介調教師も「(1200mは)ベストの距離」とコメントしており、混戦が続く短距離界で“世代交代”を印象付ける可能性は十分あるだろう。

