◆G1馬ママコチャの「復活を後押しする好材料」とは
そんな3強を追う筆頭候補が、こちらもG1馬のママコチャである。ママコチャは、ナムラクレアと同じ7歳牝馬で、4歳時にスプリンターズSを制覇。その後は12戦1勝(25年オーシャンS)と勝ち切れていないが、大崩れしない堅実な走りを続けている。
高松宮記念には過去2回出走し、2024年が3番人気で8着、2025年は6番人気で3着。管理する池江泰寿調教師は「中京の1200mは結果が出ていないなというイメージ」と話すが、戦績を見る限り、右回りよりも左回りでの成績が上。前走のオーシャンSは4着に敗れたが、勝ち馬とは0秒1の僅差だった。
池江師も「叩き良化型ですので、一回使った上積みはある」と、強気のコメントを残しており、2年半ぶりのG1制覇も夢ではないだろう。
◆「短距離は川田を買え」と言っても過言ではない“輝かしい実績”
3強からやや離れた4番人気に落ち着きそうなママコチャだが、何より心強いのが鞍上・川田将雅騎手の存在である。2年半前のスプリンターズSを初コンビで制して以降、主戦を務めているが、この距離なら黙って買いが正解だ。競馬界には「長距離は騎手で買え」という格言があるが、「短距離は川田騎手を買え」もあながち間違っていない。
川田騎手といえば、長距離が苦手という評価がファンの間で定まっている。先週に行われた3000mの長丁場、阪神大賞典でも川田騎手は2番人気のダノンシーマに騎乗したが3着まで。長距離レースのお手本のような騎乗でアドマイヤテラを勝利に導いた武豊騎手とは対照的な騎乗だった。

