◆タワマンよりずっと広い「家賃10万円の戸建て」

山や畑が近いので、少しでも時間があれば、家族で自然の中に出かけてゆっくりと過ごすのが心から楽しいと言います。
食に関しても、お金を払って出された料理をただ楽しむよりも、自分で食材から調達して家族のために料理することが楽しくて、高級レストランに行くこともほぼなくなったそうです。
自分が本当に価値を感じるものには大きなお金を迷いなく使う一方で、誰に見せることも考えず、不思議なほど“普通”の生活をされています。
◆港区の“リッチな世界”は意外と狭い
タワマンはもちろん素敵ですし、魅力的な選択肢のひとつだと思います。ただ、私の住む銀座や港区界隈では、お金を持ったら、なんとなくタワマンに住む、あるいは住まわせてもらうこと自体がステータスになっていました。
食事に行くにしても、有名店のリストはだいたい決まっていて。味の良さもよくわからないのに、なんとなく「みんな行っているから、一度は行っておきたい」程度の気持ちでお店を選ぶ――。
そんな世界で生きるのは、一見リッチなようで、実は行動範囲はとても狭く、選択肢は限られていたのかもしれない、と思います。

