◆現場は“地獄絵図”
自分たちの席に帰ると酔っ払った後輩らが草むらに行き、上着で隠しながら用を足していたそうだ。「男性はよくあるけど、女性ですよ? ありえない! って引きましたけど、我々以外のグループも女性トイレの混みっぷりを見て諦めて外で用を足している人が結構いました。“地獄絵図”ですね。私は漏らしたら笑っていられないし、かといって草むらでも無理。私は外で飲むのに向いてないなって思いました」
トイレ問題を抱え、早々に帰宅した玲さん。同棲している彼氏に話すと「お前は考えすぎだよ」と笑われたんだとか。
「もう完全トラウマになりました。もうトイレにいつでも行ける花見しか行きたくありません」
筆者もこれには完全同意。毎年トイレの場所を熟知していて、なおかつトイレを貸してくれる店がわかるところにしか行かなかった。花見では、もっとたくさんトイレを設置してほしい。
◆■ 「絶望」が「漏れ」に変わる前のサバイバル術
今回紹介したエピソードのように、お花見の席で「トイレ1時間待ち」の絶望に直面したとき、ただ列に並んで耐え続けるのは得策ではありません。Googleマップで「トイレ」と検索しても表示されにくい、でも「ワンチャン借りられる」可能性が高い場所を狙い撃ちしましょう。検索窓に打ち込むべき、サバイバル・キーワード集がこちらです。
1. 公園を飛び出すための「駆け込みキーワード」
「パチンコ」:言わずと知れた最後の砦。個室数が多く、清掃も行き届いていて回転が早い。
「家電量販店」:意外な盲点。各フロアに大型トイレがあることが多く、公園の仮設トイレより圧倒的に快適です。
「図書館」「文化センター」:週末も開館している公共施設。静かで清潔、お花見客の意識から外れやすい超穴場です。
「ホテル」:ロビー階のトイレは一般に開放されていることが多く、宿泊者以外でもスマートに利用できる場合があります。
2. 視点を変えて探す「穴場スポット」
「カラオケ」:1曲歌う(または30分利用)ついでに借りる。そのまま2次会にする手も。
「ネットカフェ」:数百円の利用料はかかりますが、ドリンクも飲めてトイレも確実。リセットに最適。
「スーパー」:コンビニより個室が充実。飲み物や軽食を補充しつつ、列をショートカットしましょう。
ほか、カフェ(喫茶店)、住宅展示場、ショールーム、ショッピングモール、ドラッグストア、ホームセンター、カーショップ、アウトレット、百貨店、スポーツやアウトレット用品店……などなども。
これら商業施設を借りる際は一般の利用が可能か確認の上、マナーを忘れずに。野外での「地獄絵図」は軽犯罪法にも触れかねませんし、何よりせっかくの思い出を台無しにしてしまいます。
「少しでも怪しいと思ったら、即検索&即移動」。桜は散っても来年また咲きますが、一度刻まれたトラウマは一生ものです。満開の桜を心から楽しむためにも、自分の「膀胱のキャパシティ」を過信せず、これらのキーワードを武器に賢く春の宴をサバイブしてください!
<取材・文/吉沢さりぃ 再構成/日刊SPA!編集部>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

