築古物件でも決まった理由。写真・家賃・内見で意識したこと

修繕が終わり、ようやく募集へ。家賃設定やポータル掲載(SUUMOなど)は、不動産会社にお願いしました。
ただ、写真だけは自分で撮りたいと思いました。この家が一番きれいに見える時間を、実家だからこそ知っていたからです。
写真・募集で意識したこと
1:家具あり撮影で暮らしのイメージを出す
“見栄えのする家具”は最後まで残し、部屋をそのまま映すのではなく家具ありで撮影しました。重厚感のある家具を置くとグッと印象は上がります。入居者さんから「家具ごと使いたい」と言われるほどでした。
2:写真は「光」を狙う
実家だからこそ、何時にどの部屋へ陽が入るかを知っています。部屋ごとに時間を狙って、明るい写真をスマホで撮りました。
3:家賃は最初から正解を狙わない
家賃は不動産屋さんに値付けしてもらい、相場よりやや高めでスタートしました。募集開始1か月、反応ゼロ。家賃を1万円下げたところ内見のお申し込みが入りました。このあたりのさじ加減は不動産屋さんと相談して決めていいと思います。
4:内見に立ち会い、弱点も正直に伝える
私は内見に立ち合い自分で家を案内しました。建付けが悪い場所や使い勝手が悪い場所は、隠すことなく丁寧に説明し、実際に触って現状を確認してもらいました。現況で渡すことを正直に話す代わりに、ペット可やDIY相談可など、できる提案は積極的に提示しました。

内見当日、言われてうれしかった一言があります。
「住んでいた人が、大切に使っていた気持ちが伝わってくる家ですね。 ぜひ、この家を貸してください」
ああ、心を込めて掃除をしてよかった。築56年でも、必要としてくれる人がいる。契約書にサインをいただいたときの気持ちは、今でも忘れられません。
相続から4か月。築56年の実家で賃貸が始まるまで

相続から4か月。登記変更、片付け、掃除、修繕、募集。想像以上のスピードで、賃貸が始まりました。
初期投資は、結果的に約200万円。
- 不用品処分費……30万円(業者さん以外にも物品運搬レンタカー代、粗大ごみ代含む)
- ハウスクリーニング……20万
- 電気配線の改良工事……20万
- 床建具等のの補修修繕……50万
- フロアタイル、トイレ等備品の材料費……30万
- フロアタイル、クロスの張り替え(業者さん依頼分)……50万
当初の目標だった100万円は超えてしまいましたが、築古だからこそ必要な安全面と住みやすさを優先した修繕は、やってよかったと思っています。
そして、目標としていた維持費を賄うラインは、その後2年の賃貸でなんとか回収しつつあります。

