更年期の不調を救った「夢中になれるバレエ」と「整うヨガ」

トメさんには更年期の不調を忘れられるような、“パワーの源”がありました。それが、長年続けてきた「バレエ」です。
「体調が悪くても、這うようにしてスタジオに行くんです。でも、音楽が流れた瞬間、シャキッとなって」
レッスン中はすべてを忘れて夢中になり、たくさんの汗をかく。「家に帰る頃にはグッタリ」だそうですが、あとから不思議な爽快感がやってくると言います。
一方で、バレエは体への負担も大きいため、ヨガを並行して行うことでバランスを取っているそう。
「ヨガは、自分に寄り添ってくれる感じがあって、自律神経が整う感覚がするんです。リラックス系からアクティブ系までさまざまなレベルがあるので、その日の体調や自分の体力レベルに合わせて選べるのもヨガの魅力です」

トメさん流・更年期を乗り切る3つの養生術
仕事に支障が出るほどつらかった更年期ですが、2年ほど経った頃、ある変化を感じたと言います。
「ある日、フッと抜けた感じがあって、“あ、私、新しい体にアップデートしたかも”って思えたんです」
更年期の症状は、人によってさまざま。つらい時期が長く続く人もいます。
「でも、出口は必ずあるものなんですよね。この時期は、いろんな手を試していきながら、自分に合う養生術を見つけられたらいいのかなと。きっと、出口の先には新しい体で生きる、楽しい人生が待っているはずです」
トメさんが実践している養生術は、バレエやヨガなどの運動に加え、日々のちょっとした心がけです。例えばこんな3つ。
1.朝晩15分ずつの入浴
夜だけでなく、朝も15分ほど湯船に浸かると、体がぽかぽか温まって活力が湧いてくるそう。「お風呂の時間にイタリア語の勉強をし始めたら、入浴も語学の学びも自然と習慣化することができました」
2.栄養たっぷりの野菜スープ
トメさんの友人でもある、料理家のタカコナカムラさんが考案した、有機野菜の出汁「ベジブロス」で栄養たっぷりの野菜スープを作るのも日課の一つ。「ミネラル豊富な、ちょっといいお塩を入れるだけで絶品なんです。体も喜んでいるのがわかります」
3.スキマ時間を見つけて歩く
忙しい仕事の合間を見つけて「歩くこと」を意識しているトメさん。「自宅がある山口の自然豊かな公園も、出張で行く東京の街並みも大好きで、歩いているだけで気分が上がってリフレッシュできるんです」。頭もスッキリして、いろんなアイデアが湧いてくるそう。

