「免疫力を高め、健康で長生きするためには、ぐっすり眠り、体と心をリセットすることが大事」と医学博士の白濱龍太郎さん。睡眠の効果を高める最新医学に基づいた簡単ストレッチを紹介します。まずは入眠1時間前におすすめのストレッチから。
教えてくれた人:白濱龍太郎(しらはま・りゅうたろう)さん
医学博士・産業医・睡眠専門医。2013年に、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニックを設立。日本オリンピック委員会強化スタッフ、ハーバード大学公衆衛生大学院客員研究員などを兼歴任。
軽いストレッチで血行を促進すれば、自然な眠りが!
「年齢を重ねるとホルモンなどの影響で、眠りを阻害する要素が増えていきます」と話すのは、睡眠専門医として数多くの不眠の症例に向き合ってきた白濱龍太郎さん。質のよい睡眠のために、まずストレッチをすすめます。
「体温は、眠りをつかさどる大きな要因。軽いストレッチで血行を促進すれば、自然な眠りが訪れます」と白濱さん。
人は、体の深部の体温が下がるときに眠くなります。就寝の約1時間前に深部体温が上がるストレッチをしておくと、就寝前には程よく体温が下がり、入眠がスムーズに。カギになるのは、下の写真で示した箇所にある「褐色脂肪細胞」。脂肪から熱エネルギーを産生し、体温を上昇させるので、ここを刺激する意識でストレッチを行います。


