そもそもマナーというものは、周りの人々への配慮に基づく礼儀作法であり、法律やルールのような強制力はありません。しかしながらマナー違反の度が過ぎると大きなトラブルに発展することもあります。
そこで今回は、そのようなトラブルを引き起こさないようにするために、551豚まんについて知っておくべき事実を整理しようと考えました。今回のトラブルで気になったのは、551の豚まんの真価について。私たちひとりひとりが、普段なかなか食べられないごちそう豚まんとどう向き合うのかは重要な問題です。
これからご紹介する事実をふまえて、自分が新幹線内で食べるか否かを判断するきっかけにしてもらえれば本望です。
◆①豚まん(肉まん)だからにおうわけではない
新幹線でのにおいトラブルにおいて、他の食品以上に取り上げられてしまうのが551の豚まん。551の豚まんだからにおうのか? たこ焼きなども同罪なのか? など、意外とわかっていないことがありそうです。
実は今回のような問題の原因になるにおいは、調理過程で発生する「含硫化合物」のよるもの。肉や卵には“硫黄”を含んだアミノ酸が多く含まれていて、この成分が加熱されることで含硫化合物が生成され、不快なにおいの原因になります。含硫化合物はごく微量でも異臭として感じやすい物質であるため、新幹線内でトラブルになるのには明らかな理由があると認識しておく方が賢明でしょう。つまり肉加工品である豚まんが温かい状態で提供されると、周囲の人々にとっては強烈な不快臭として感じてしまう可能性が高いのです。
ちなみに551側が蒸したて豚まんを提供している理由は、「新幹線でも食べてもらいたいから」ではありません。駅構内で売るなら食べてもいいだろ! 食べちゃダメなら売るな!という議論は不毛です。
◆②ニンニクは使われていない

今回をきっかけに、一度は原材料に目を向けてみると、551のおいしさについて正しい理解につながるはずです。メイン具材は、豚肉と玉ねぎ。具体の旨味を引き立てるためにほんのり甘い生地で手包みして、当日生産のみの豚まんを1日約17万個を販売しています。

