食費が足りず「毎晩レトルトパスタ」の困窮。嘘を重ねる娘に失われた信頼
想定外の5万円という出費は、男性一家の家計にも深刻なダメージを与えました。

「我が家では食費や娘にかかる費用などを妻に担当してもらっていたのですが、想定外の携帯代の出費で食費が足りなくなり、夜ご飯は毎日パスタをレトルトのルーで食べるような状況になりました」と男性。
栄養面を心配した男性が自らの貯金を切り崩して食材を買い足す事態となり、今後の計画も一気に崩れ、家庭の雰囲気はすっかり悪化してしまいました。
しかし、男性にとって経済的打撃以上に辛かったのは、娘への信頼が根底から揺らいでしまったことでした。
男性は「娘のことを信頼して渡した携帯でしたが、ことごとくその信頼を裏切られてしまい、娘を素直に愛することができなくなった。ことごとく嘘をつく娘の言うことを信じることができなくなった」と、やり切れない思いを吐露します。
妻との約束を破り、携帯を使って好き放題していた娘に怒りを覚えた男性。その一方で「娘を1人にする時間が多い今の状況がとてもつらいと思いました」と、共働き家庭ならではの複雑な親心も垣間見えました。
余裕が持てず強く叱責してしまったが……「もう少し優しく寄り添って話をできたら」との後悔
二度にわたって起きた娘の金銭トラブルと度重なる嘘を受け、男性はあらためて娘と話し合う時間を設けることにしました。

9歳のときのトラブルを引き合いに出し、「急に返してと言われたときに返せるのか?最悪の事態を常に考えて行動するようにしろ。お金のトラブルは友達を無くすぞ」と厳しく注意したという男性。
さらに今回の携帯代についても、「お前が自分のしたいようにした結果がこれだぞ?もう少し自分の行動を客観的に見てみた方がいい。自分の欲望のために行動した結果どうなるか、少し考えてから行動するようにならないといけないよ」と諭したと言います。
父の言葉が娘に届いたのかは「まだなんとも言えませんが、これをきっかけに少しでも変わってくれることを願います」と男性。
一方で、男性は娘との話し合いを振り返り「お金がなくこちらも余裕がなかったので、強く言ってしまった。もう少し優しく寄り添って話ができたらよかった」との後悔も抱いているのだとか。
金銭的な余裕のなさから、子どもに対して強い態度に出てしまったことへの反省、そして、夫婦共働きの環境で、子どもがさみしい思いをしているのではという葛藤……。さまざまな思いを抱えつつも、親子関係の修復に思い悩む男性のリアルなエピソードでした。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年3月、「子どもにまつわるお金トラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
