プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年3月31日にユーチューブを更新し、巨人の新外国人選手ボビー・ダルベック内野手(30)について「意外と対応力がある」と評した。

「非常に冷静な外国人選手。自分を崩さない」
大リーグのボストン・レッドソックス、シカゴ・ホワイトソックスでプレーしたダルベックは、今季から巨人でプレーしている。
開幕戦では「4番・ファースト」でスタメン出場し、以降も4番を担っている。27日の阪神との開幕戦では4回に来日第1号を放ち、ここまで4試合に出場して打率.308、2本塁打、6打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは、1.284を記録している。
動画では、ダルベックが昨季まで巨人に所属していた岡本和真内野手(ブルージェイズ、29)の穴を埋めることができているのかを検証。高木氏は開幕3連戦を振り返り、「ダルベックはすごく良かった」と高く評価し、打撃を独自分析した。
「非常に冷静な外国人選手。自分を崩さない。インサイドを攻められるのは、首脳陣から言われているだろう。『君のバッティングだったら、日本のピッチャーはインサイドを攻めて来るよ』と。でも、それでもOKだと。それでバッティングを崩すことなく、詰まったら詰まったで、ライト前に落とせばいいみたいな。居直りも感じる。そのうち体がキレてきたら、『ホームランも打つよ』みたいな」
そして、こう続けた。
「バットが素直に出てくる。自分のスタイルがあって、そのスタイルをピッチャーによってとか、攻め方によって変えるつもりはないという、信念みたいなものは感じる。ダルベックは対応力があると思う。ボールをある程度、引き付けて打つバッター。どんなピッチャーがきても、絶対にポイントを前に置かない。流れるボール、落ちるボールに対してはバットが止まると思う」
「ちょっとボールが浮けばホームランもある」
高木氏は、ダルベックの大リーグ時代の映像を確認し、大リーグ時代と日本での打撃の相違に言及した。
「あれだけの体をしているし、ちょっとボールが浮けばホームランもある。意外と対応力があるというのが分かった。アメリカでプレーしていた時の映像を見ると、インサイドは極端に詰まっていた。『これは大丈夫か?』と思ったが、日本のピッチャーの球威だと、あまり関係ない。内野の頭を超えていく」
開幕から4試合で2本の本塁打を記録しているダルベック。高木氏は今季の本塁打数について「20本以上いくと思う」と予想し、「勝負強そう。そこでも高揚感を抑えながら、冷静に対処している。そんなバッターだから、わりと期待感は大きい」との見解を示した。
チームは、阪神との開幕カードを1勝2敗で負け越した。中日との3連戦初戦(31日)は、5-2で逆転勝ちし、4試合を消化して2勝2敗の五分としている。