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間違いだらけの「靴のニオイ対策」プロが明かす“効かない方法”と最適解

間違いだらけの「靴のニオイ対策」プロが明かす“効かない方法”と最適解

◆靴を洗う

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スニーカー用の洗濯ネットを使用
スニーカーであれば、ニオイ対策として最も即効性のある方法です。メーカーが推奨していなくても、キャンバスやメッシュ素材の多くは家庭用の洗濯機に放り投げて衣類用洗剤で問題なく洗えます。

靴の中に蓄積した汗や皮脂、角質、それを分解する菌を一度リセットできるため、消臭スプレーよりも根本的な対策になります。におう靴は、週末にまとめて洗ってしまいましょう。不安がある場合は、スニーカー専用の洗濯ネットを使うと型崩れや洗濯機へのダメージを防げます。

洗う際は、インソールと靴ひもを外し、泥などの大きな汚れを落としてから弱水流で回します。洗剤は通常の衣類用で十分ですが、抗菌タイプであればより効果的です。

乾燥だけは注意が必要で、直射日光に当てると紫外線と洗剤成分の影響で黄ばみが出ることがあります。風通しの良い日陰でしっかり乾かすのが基本です。

◆ヌメ革インソールを使う(ほぼ最適解)

究極にして、至高。現時点でもっとも効果を感じている方法です。価格は1足あたり1400円前後。自分でカットする手間はありますが、それに見合う価値があります。

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筆者私物。中敷きを抜いて形に添ってカットして使用
Amazonや楽天でヌメ革を購入し、元のインソールを型にしてカットするだけ。作業時間は10分ほどです。筆者のヘビロテのスニーカー3足と、蒸れやすいゴアテックスの靴にはこれを差し替えており、写真の2足はどちらも裸足でしか履いていないのですが、においません。白のナイキは1年以上経過していますが、効果は持続しています。

ヌメ革は植物由来のタンニンでなめされた革で、雑菌が繁殖しにくく、吸汗性にも優れています。実際に複数の靴で使用していますが、長期間使ってもニオイはほとんど発生しません。

既製品として普及しない理由は、色ムラや厚みの個体差といった品質管理の問題があるためですが、個人で使う分には大きな問題にはなりません。

靴のニオイ対策は、特別なテクニックではありません。「菌・湿度・角質」をどうコントロールするか、それだけです。遠回りせず、効くものだけやりましょう。

【シューフィッター佐藤靖青】
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』
配信元: 日刊SPA!

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