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サウナ、焚き火の次はチェンソー? 都会の会社員が“轟音と振動の快感”にハマる理由

サウナ、焚き火の次はチェンソー? 都会の会社員が“轟音と振動の快感”にハマる理由

◆丸太から動物が生まれる!?密かに広がる[チェンソーアート]ブーム

 チェンソーの魅力は伐採や林業だけにとどまらない。丸太を豪快に削り出し、動物や人物などの立体作品を生み出す「チェンソーアート」という世界も広がっている。日本の第一人者として知られるチェンソーアーティストの城所ケイジさんによれば、現在の国内人口は推計5000人ほど。近年は林業関係者だけでなく、会社員などデスクワーク中心の人が趣味として始めるケースが増えているという。

「ダイナミックに木を削っていく感覚がとにかく気持ちいいんです。ハンドカービングとは段違いのスピードで形ができていく。チェンソーの振動を体で感じながら作業するので、バイクやエンジンが好きな人はハマることが多いですね」

 丸太の塊にチェンソーを入れると、木屑を舞い上げながら輪郭が削り出されていく。熊やフクロウなどの動物が人気で、庭のオブジェや看板として販売されることも多い。

 なかには趣味の延長で作品を販売し、副収入を得ている人もいるという。

「意外とデスクワークの人が多いんですよ。普段パソコンばかり触っている人ほど、こういう“体を使う創作”に魅力を感じるんでしょうね」

 轟音とともに丸太を削り、やがて動物の姿が浮かび上がる――。荒々しい機械から精巧な作品が生まれる。そのギャップに魅せられ、チェンソーアートの世界に足を踏み入れる人が少しずつ増えているのだった。

プロフィール
フォレストカレッジ代表
髙橋昭夫氏
ログハウス製作、森林伐採事業、森林整備事業を行う株式会社フォレストカレッジ代表取締役。ログスクールきこりの学校も主催

チェンソーアーティスト
城所ケイジ氏
`01年からチェンソーアートの世界へ入門。以後、国内外の大会に出場し数多くの賞を獲得。現在は後進の育成にもあたっている

(取材・文・撮影/松嶋三郎)

【松嶋三郎】
浅く広くがモットーのフリーライター。紙・web問わず、ジャンルも問わず、記事のためならインタビュー・潜入・執筆・写真撮影・撮影モデル役など、できることは何でもやるタイプ。X(旧Twitter):@matsushima36
配信元: 日刊SPA!

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