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日経平均4万5000円突破。プロが厳選した「未来の高配当株」10選。狙いは配当収入と値上がり益の“二重取り”

日経平均4万5000円突破。プロが厳選した「未来の高配当株」10選。狙いは配当収入と値上がり益の“二重取り”

◆配当利回りが高すぎる銘柄には注意

値上がり益が狙える[未来の高配当株]ベスト50
’00年以降の賃金上昇率と配当増加率を比較してみると、圧倒的に配当が上。「法人企業統計調査」を基に小誌作成
下記は大川氏が自己資本比率や業績・株価の伸びも勘案して抽出した高配当銘柄なので、ぜひ参考にしたい。

また、昨今の高配当株人気はしばらく続く可能性が高いことも頭に入れておきたい。

「日銀の利上げが進む局面では、グロース株(成長株)よりも高配当銘柄も含めたバリュー株(割安株)にお金が流れやすい」(大川氏)ためだ。ただし、配当利回りが高すぎる銘柄には注意が必要だ。

「配当はいわば、利益の切り売りなので、高ければいいというものでもない。実際、TOPIX採用銘柄のうち配当利回り6%超の銘柄の過去5年間のリターンは、『6%未満』よりも大きく劣る。株価が下がり続けているのに配当を維持して高利回りになってしまう銘柄もあるんです。だから、6%以上の銘柄は避けるべき」

今ではなく未来の利回りを見据えて投資せよ!

◆大川氏注目の「未来の高配当株」

①矢作建設工業(東P・1870)
予想配当利回り:3.9%
株価:2289円
PER:14.9倍
PBR:1.42倍
予想増益率:65%
6か月騰落率:65%

名古屋地盤のゼネコン。今期最高益の見込み。DOE5%以上の配当方針の導入を表明。

②伊藤ハム米久HD(東P・2296)
予想配当利回り:5.5%
株価:5760円
PER:18.6倍
PBR:1.14倍
予想増益率:21%
6か月騰落率:50%

食肉加工大手。海外事業の好調に加え、経営統合10周年の記念配もあり、今期年間配当は2.2倍に。

③丹青社(東P・9743)
予想配当利回り:4.9%
株価:1412円
PER:12.8倍
PBR:1.85倍
予想増益率:10%
6か月騰落率:35%

乃村工藝社と並ぶ空間ディプレイの企画、設計大手。万博効果で今期過去最高益見通しで増配も。

④ワールドHD(東P・2429)
予想配当利回り:4.1%
株価:2616円
PER: 8.7倍
PBR:1.02倍
予想増益率:12%
6か月騰落率:25%

製造業派遣・請負主力。技術者・研究者派遣も。今期から配当性向を30%から35%に引き上げ。

⑤丸井グループ(東P・8252)
予想配当利回り:4%
株価:3251円
PER:20.8倍
PBR:2.41倍
予想増益率:11%
6か月騰落率:22%

小売りと金融が柱。エポスカード取引高増加などで今期も連続増収増益へ。DOE8%程度を目標に。


配信元: 日刊SPA!

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