◆残りの大川氏が注目する「未来の高配当株」は…

予想配当利回り:4.1%
株価 :483円
PER:10.5倍
PBR:1.13倍
予想増益率:42%
6か月騰落率:21%
三菱UFJグループ。消費者ローン最大手。貸倒関連費用の減少などで今期大幅増益予想。
⑦フォーラムエンジニアリング(東P・7088)
予想配当利回り:4.9%
株価:1286円
PER:19.9倍
PBR:5.63倍
予想増益率:18%
6か月騰落率:21%
機電系エンジニアに特化した人材派遣。業績好調。配当性向60%以上目標と累進配当を掲げる。
⑧パーソルHD(東P・2181)
予想配当利回り:4%
株価:275円
PER:14.7倍
PBR:3.2倍
予想増益率:14%
6か月騰落率:8%
「テンプスタッフ」「doda」を有する人材大手。業績好調持続。配当性向50%目標を掲げる。
⑨ワールド(東P・3612)
予想配当利回り:3.7%
株価:2884円
PER:8.77倍
PBR:1.17倍
予想増益率:14%
6か月騰落率:8%
「アンタイトル」などを有する総合アパレル大手。利益成長続き、配当性向30%を基準に増配基調。
⑩タマホーム(東P・1419)
予想配当利回り:5.3%
株価:3690円
PER:17.8倍
PBR:3.12倍
予想増益率:123%
6か月騰落率:5%
首都圏郊外や地方を中心に展開する住宅メーカー。工期遅延などで前期大幅減益だったが今期増益へ。
※予想配当利回り4%以上、予想増益率10%以上、直近6か月騰落率がプラスのものを大川氏が抽出
![値上がり益が狙える[未来の高配当株]ベスト50](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1759623630228_fi62tkt56pc.jpg?maxwidth=800)
◆「未来の高配当投資」重要指標
①DOE(株主資本配当率)=配当総額÷株主資本×%株主から集めた資本金や過去の利益を蓄積した株主資本のなかから、どれだけ配当を支払うかを示した指標。株主資本は年度によって大きく増減しにくいためDOEの目標値を設定している企業の配当金は安定しやすくなる。DOE4%以上が配当投資家に好まれる傾向に。PBR×配当利回りでも算出可能。
②配当性向=1株配当÷1株利益×%
利益に対する配当の割合を示す指標。30%前後を目標値として公表している企業が多いが、中には70~100%に設定している企業も。高いほど支払われる配当は大きくなりそうだが、毎年変動しやすい利益に対する割合のため、赤字の場合は配当金がゼロに。安定配当を示す指標ではない点に注意
③ROE(自己資本利益率)=純利益÷自己資本×%
株主が出したお金(自己資本)をどれだけ効率よく使って利益を生み出しているかを見る指標。一般に8%以上あると、優良企業とみなされる。「稼ぐ力が強い=配当余力が高い」ため、“高ROE”銘柄に注目する投資家が多い。「ROEDOE」で“配当余力”を探る投資家も多く、5%以上は余力大
【智剣・Oskarグループ代表 大川智宏氏】
野村総研、JPモルガン・アセットなどを経て独立。計量分析に基づいた投資戦略立案を行う。日経CNBCなど出演番組多数
![値上がり益が狙える[未来の高配当株]ベスト50](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1759623630228_dfzhllexq4.jpg?maxwidth=800)
―[値上がり益が狙える[未来の高配当株]ベスト50]―

