<おすすめの食べ方>
1センチから1.5センチほどの幅に切り、ちびちびといただくのが「大根寿し」の定番です。名前には「寿司」とついていますが、しっかりした味わいなので、炊き立ての白米と合わせると、発酵の酸味と鰊の風味が際立って絶品に!
●DATA
四十萬谷本舗 弥生本店 大根寿し
料金:1,188円(税込) ※11月よりこちらの金額に改定。
内容量:約1本(約185g)
配送:冷蔵配送
https://www.kabura.jp/products/detail/142
縁起物としても重宝される「かぶら寿し」

大根寿しと並んで人気なのが「かぶら寿し」です。大根寿しはしっかりした食感と鰊の香ばしさが前面に出るのに対し、かぶら寿しはかぶのやさしい甘みとブリの旨み、乳酸発酵による酸味が調和し、全体的にまろやかで食べやすいのが特徴です。
北陸圏ではお正月や祝いの席の縁起物として親しまれており、富山出身の筆者のおせちにも必ず「かぶら寿し」が入っています。
【富山】カネツル砂子商店の「ほたるいか活き漬け」

立山連峰の雪解け水が流れ込む富山湾は、「天然の生け簀」と呼ばれるほど魚介の宝庫。春の風物詩・ほたるいかは、生きたまま漬け込むことで独特の甘みと濃厚な旨みが堪能できます。富山県滑川市に本社を構える水産物加工・販売の老舗『カネツル砂子商店』のオンラインショップ では、一年を通して「ほたるいかの活き漬け」を購入可能。冷凍で届くため、富山ならではの海の恵みを自宅でも楽しめます。
左が「ほたるいかのすがたづくり」、右が「ほたるいかの活き漬け」。パッケージも素敵なので贈り物にもぜひ活きのいい生ほたるいかを厳選して使用した「ほたるいかの活き漬け」は、新鮮なほたるいかならではのプリッとした食感と甘みが特徴で、素材の鮮度を存分に味わえます。軽く酢や塩で味付けされることが多く、ほたるいかの旨味をストレートに楽しめる贅沢な逸品です。
また、 たまり風味に仕上げている「ほたるいかのすがたづくり」は、ほたるいか本来のやわらかい食感と旨味を活かしつつ、醤油の深いコクとまろやかな甘みが絶妙に絡み、酒の肴としてもご飯のお供としても楽しめます。
旨味たっぷりの炊き込みご飯のアレンジするのもおすすめ! [食楽web]<おすすめの食べ方>
そのままでも十分おいしいですが、炊き込みご飯のアレンジもおすすめ。2合のお米に対して「ほたるいか活き漬け」を10匹程度入れ、瓶の中のタレも適量加えます。隠し味に千切りした生姜を加えると、ほたるいか特有の香りとのバランスもよし。仕上げにミツバを散らして彩りを添えれば完成。ほたるいかの肝の旨味が広がり、箸が止まらぬおいしさ!
●DATA
ほたるいか活き漬け(180g)
価格:1,782円(税込)
内容量:180g(瓶入り)
配送方法:冷凍配送
https://www.kanetsuru.com/shop/products/detail/4

北陸3県には、冬の厳しい寒さと豊かな自然に育まれた個性豊かな珍味が揃っています。福井の「ふぐの卵巣漬け」、石川の「大根寿し」や「かぶら寿し」、富山の「ほたるいか活き漬け」、それぞれの土地ならではの発酵文化や海の幸を存分に味わえる逸品ばかりです。
冬の食卓や特別な日のひと皿に北陸の珍味を取り入れれば、より通で味わい深い食事やお酒の時間を楽しめるはず。奥深い食文化と味わいを、ぜひ堪能してみてください。
