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じゅんいちダビッドソン51歳の現在地。月収3万8000円から本田ネタでブレイクも“一発屋で終わらない”生存戦略

じゅんいちダビッドソン51歳の現在地。月収3万8000円から本田ネタでブレイクも“一発屋で終わらない”生存戦略

◆仕事が増えたのはW杯がきっかけだった


素の状態でもたまに本田圭佑氏に見えてしまうから不思議だ
ーー’14年のR-1ぐらんぷりの決勝進出を経て、生活は変わりましたか?

じゅんいち:ちょっとだけ良くなりました。決勝が放送された3月の月収が3万8000円ほどとかだったと思います。R-1ぐらんぷりの決勝が決まった時点でアルバイトも辞めていたんで、もっと稼がないといけないんですけどね。

ーーそこからどんどん稼げるように?

じゅんいち:いや、またしばらくは全然仕事がなくて(笑)。妻からも「やっぱりまたバイト行って」って言われてました。

ーー仕事が増えだしたタイミングはいつだったんでしょうか?

じゅんいち:R-1ぐらんぷりの決勝に行った’14年の6月にサッカーのワールドカップが開催されてからですね。本田選手が代表メンバーとして出場していて、「そういえば本田のものまねしてる芸人いたな」と声がかかりだした感じです。そこから会社員の月給くらいはもらえるようになりましたね。

ーーそして翌年、’15年のR-1ぐらんぷりで優勝。さすがに生活は変わりましたか。

じゅんいち:めちゃくちゃ変わりましたね。体感で仕事は5倍くらいになって、そこから2年ぐらいはずっと忙しかったです。ロケも営業も多くて、土日祝はほぼ営業、平日はテレビのロケ。優勝してから2か月くらいほどは休みはなかったです。

ーーまさに“旬の芸人”のスケジュールですね。

じゅんいち:そうですね。でも当時所属していた事務所は固定の劇場も持っていなかったので、吉本興行の芸人みたいに「寝る暇すらない」とかではなかったです。

ーー休みなしのスケジュールは辛くなかったですか?

じゅんいち:むしろ逆なんです。優勝して2か月後くらいから週に1日休みが入りだしたんですけど、「このままどんどん仕事がなくなって暇だったころに戻るんじゃないか」という怖さがありました。

ーーそこからはしばらく本田キャラ一本だったんでしょうか?

じゅんいち:そうです。というより、本田キャラしか求められてなかったと思います。もともと漫才をやってたんで、キャラネタ以外で笑いを取りたい欲もあったんですよ。でも関係ないトークをぶち込んでも、全部カットされてましたね(笑)。

ーー「キャラ芸人になってしまうんじゃないか」という怖さはなかったですか?

じゅんいち:僕は違うネタから入ってきて本田ネタで世に出たんで、未練とか欲はありますよ。だから単独ライブでは、本田ネタは2本ぐらいで、残りは全然違うコントを8本作ったりしてました。

でもテレビでは結局「本田にしましょうか」ってなるんですよね。ただそれも需要なんで。抵抗はありましたけど、受け入れていくしかない部分もありました。


◆本田圭佑氏「真司と佑都の使い方のセンスが抜群でした」

ACミランのスタジアムを訪問したじゅんいち氏
ーー本田圭佑さんご本人との関係も気になるところです。

じゅんいち:R-1ぐらんぷりで優勝した後に、本田さんが当時イタリアのACミランに所属していたのでミラノまで会いに行きました。無断でやってるんで、さすがに一回会っとかないとまずいなと思って(笑)。本田さんと同じ美容師さんに髪を切ってもらっていたので、その方経由でマネージャーを紹介してもらって、実際にお会いしました。

ーー会ったときには好意的に受け止めてもら貰えたんですか?

じゅんいち:ネタをめっちゃ見てくれてるみたいで、お会いしたときにも「優勝したネタ面白かったです。真司と佑都(※)の使い方のセンスが抜群でした」って言ってもらえました。(※編集部注:当時日本代表の香川真司選手と長友佑都選手)

なんなら、本田選手がファンミーティングで僕のネタのフレーズの「伸びしろですね」をやって異常な盛り上がりを見せたこともあるらしいです(笑)。

ーー好意的なうえにノリもいい! ということは無事公認も貰えたんでしょうか?

じゅんいち:いや、実は正式な公認はもらってないんですよ。今でも年に1回か2回連絡を取ったり、ご飯に行ったりすることもあるんで、本田さんとはもう友人みたいな関係になってしまって。いまさら「公認ください」とも言いづらいですよね(笑)。

配信元: 日刊SPA!

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