◆趣味のキャンプが仕事に

じゅんいち:サッカーのワールドカップが開催されると本田キャラの仕事が増えますが、それ以外は、キャンプとかアウトドア系の仕事が多いです。トークショーとか、キャンプ場でのイベントとか。バラエティ番組は減りましたけど、キャンプ関連で呼ばれることが増えましたね。
ーーもともとキャンプがお好きだったんですか?
じゅんいち:そういうわけではなくて。ヒロシさんとかバイきんぐ西村に誘われたのがハマったきっかけです。僕がメインでやるのはソロキャンプで、複数人で集まったとしても各々のテントで寝て、朝起きたらみんな勝手に帰って僕一人みたいなこともあるんですけど、そういう自由さが肌に合ったのかも。空間だけ共有して、各自好きに過ごす感じがめちゃくちゃ楽しくて、続けてたら自然と仕事に繋がってました。
ーー結果的に“第二の軸”になった。
じゅんいち:そうですね。計算して始めたことって続かないんですよ。でもキャンプはプライベートでも普通に行きますし、本気で好きだから仕事にも繋がったんだと思います。
◆一発屋よりは「そっくりさん」と言われることが多い

じゅんいち:本田ネタもキャンプもたまたまハマったというよりは、続けてきたものが実ったという感じなんです。若い頃は周りの芸人が売れていくのを見て、やめようかなと思ったことも何回もありましたけど、ライブでちょっとウケると「まだいけるな」って思って続けてきた。その積み重ねが今に繋がっていると思います。
ーーいわゆる「一発屋」と言われることもあるんでしょうか。
じゅんいち:モノマネなんで、一発屋って言われにくいんですよね。一発ギャグがヒットしたわけではないですし。むしろ「そっくりさん」とか言われることのほうが多いですけど、似てるって言われてるわけなんで、それって褒め言葉だなと受け止めてます(笑)。
ーー今後、挑戦してみたいことはありますか。
じゅんいち:今、キャンプ場の一区画を買い取ってグランピング施設を作る計画を進めてるんですよ。それをYouTubeに動画として出したり、一連の話を書籍にできたら面白いなと思っています。
あとは友情出演した短編映画が今後公開になるので、それを見たハリウッド関係者から声がかかったりしないかなと思ってます(笑)。英語はできないですけど、怪しい東洋人の役とかなら頑張れるんじゃないかなと。
ーー今年、サッカーのワールドカップが開催されますが仕事のオファーは入ってますか?
じゅんいち:さすがにまだですね(笑)。でも’22年のワールドカップのときに、本田さんがABEMAの解説で話題になって、僕も仕事が増えたんですよ。なので、今年のワールドカップでも本田さんが何か絡んでくれたらまたサッカー関係の仕事が増えるかもと期待しています。
本田圭佑に似ていたことから始まり、気づけばキャンプ場の区画を買い、ネタか本気かハリウッドを狙う――。
どこまでが計算で、どこからが偶然なのかは本人にもわからない。ただひとつ確かなのは、「続けていれば、何かが起きる」ということだろう。じゅんいちダビッドソン氏が次はどんな“伸びしろ”を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。
【松嶋三郎】
浅く広くがモットーのフリーライター。紙・web問わず、ジャンルも問わず、記事のためならインタビュー・潜入・執筆・写真撮影・撮影モデル役など、できることは何でもやるタイプ。X(旧Twitter):@matsushima36

