◆仕事と母としての生活、両立するために必要なこと
——ちょうど30歳を迎えるタイミングで、事務所から独立されました。前田さんは、お母さんという顔もありますが、仕事と私生活のオンオフを切り替えるいい方法はありますか?前田:メリハリをつける!「やらなきゃ」っていうことがあっても、「今日はいいや」って、“ちゃんと”手放すことを意識しています。大事なのは睡眠。睡眠を削っていいことってない。頭が回らなくなっちゃうと、1日中引きずる。だから睡眠は削らない! そうすると意外とメリハリ持ってやれるんですよ。朝、子どもの支度があるので、10時半にはベッドに入って。しっかり寝たら大丈夫です。

前田:起きてほんとすぐに着替えます。着替えてスイッチを入れて、動く。パジャマのままだと一回だらけちゃうので、外に出かけられる格好にすぐ着替えます。そうすると目が覚めます。
——かなり実践的ですね。
◆「かっこいいより、優しい人になりたい」30代で目指す理想像

前田:かっこいいというか、優しい人になりたいです。いつでも誰でも話しかけやすいような人を目指したい。普段から、目の前にいる方に、自分がどう見えるのかみたいなことは、ちょっと意識するようにしてるんです。私、無言でいるとちょっと怖く見えちゃうタイプだよなって。自分でもわかってるんですけど。私的には何にも考えてないだけなんですけどね。たぶん話しかけづらいんだなって、客観的に思います。
でも、もし目の前の人が怖そうだったら、私だったら嫌だなって。気まずいのって嫌だなって。だから「自分だったらこう向き合ってほしい」という自分を、ちゃんと俯瞰で見ていられるようにと思っています。
——前田さんには何度か取材させていただいていますが、とてもお話しやすいですよ。
前田:本当ですか? 大丈夫ですか。よかったです!
——前田さんの舞台、楽しみにしています。
前田:ありがとうございます。
<取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/髙橋里帆(HappyStar) スタイリング/南まりい>
【望月ふみ】
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

