夫への申し訳なさから家庭内の空気が重くなり、精神的にも負担が

母親の入院費、生活費、通院費といった想定外の出費が続くことになった女性一家。家計への負担は増していきます。一方、弟は話し合いをしようにも、あいまいにはぐらかすばかりでした。
「最初は家族だから助け合うべきだと思っていましたが、一方的に負担が偏っていることに納得できず、徐々に不満が大きくなっていきました」と当時の心境を明かす女性。弟への信頼は揺らぎ、不信感や弟との関係への精神的なストレスが募っていきます。
それと同時に「夫にも負担をかけてしまっているという申し訳なさもあり、家庭内の空気も重くなってしまいました」。実の弟との問題が夫婦の関係にまで暗い影を落とし始めていました。
行政の相談窓口を頼り、書面でのやり取りで一定の解決へ
この事態をどうにか解決したい……そんな思いの一方で「どうすればいいのかわからず悩んでいました」と振り返る女性。夫とも相談の上、身内の話し合いだけで解決するのは限界だと判断し、行政の相談窓口に頼ることにしました。

同時に、弟に対しては感情的にならないよう冷静に事実を伝えることを意識。「これまでの支出をすべて記録し、負担割合を明確にするために書面でのやり取りを提案」したと言います。
その結果、第三者の助言を元に行われた再協議の場では、一定の負担割合を決めることができました。
最終的に女性夫婦が多めに負担する形で落ち着いたため、完全に納得のいく形ではなかったものの「以前よりは金銭の流れが見えるようになり、大きなトラブルには発展しなくなりました」と女性は明かします。
弟とのトラブルを経て「最初の段階であいまいにせず、きちんと書面で取り決めをしておくべきだったと感じています」と女性。たとえ家族間の約束であっても、早い段階で第三者を入れて話し合うことの重要性を実感したそうです。
女性は最後に「家族間でもお金の問題は曖昧にしてはいけないと強く感じました。感情だけで動くのではなく、ルールや記録を残すことの重要性を学びました。今後は同じような状況でも冷静に対応できると思います」と教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年3月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
