会社員の小松澪さん(仮名・41歳)は、バスの車内で思いもよらない出来事に遭遇したことがあると言います。
「休日お昼過ぎになって、暇なので買い物へ行こうとバスに乗車したのですが、とんでもない男女が乗り込んで来て……」
◆休日に気分転換に出かけようとして

「次のバス停で降りる人がおらず、出発しようとした瞬間ドアをドンドン叩く音がしました。なんと30代くらいと思われる夫婦らしき男女が走って来て『乗りたい』とアピールしてきたのです」
すると、運転手さんがドアを開けたので、夫婦は乗車してきて、澪さんの前の2人掛けの席に座ったそう。澪さんは「そこまでする?次のバスを待てばいいのに」と内心ムッとしたのだとか。
「そしたら、すぐに目の前で夫婦喧嘩が始まったんです。女性が『あなたが寝坊したせいで、化粧をする時間もなかった』『だから昨夜早く寝るように注意したのに』と男性を責め立てて。それに対して夫は『仕方ないだろう』『バスに間に合ったからいいじゃないか』と取り合いませんでした」
「バスを止めたのだから、ある意味間に合っていないだろう」と心の中で突っ込みを入れたそう。
「次の瞬間『いつも迷惑するのは私なんだから』といらいらした妻が怒鳴って、席を移動しようと腰を上げたのです。思わず『走行中に席を立つと危ないですよ』と声をかけると彼女は『こんな男のそばに居たくないのよ』と吐き捨てると、前方の1人掛けの席に座りました」
◆自分勝手に走行中に席を移動して
案の定「バスは走行中です。安全確保のため、皆様には座席に着席していただくようお願いしています。立ち歩きは危険ですのでお控えください」と運転手にも再度注意されたのだとか。
「しばらくすると、女性はおもむろにバッグから化粧ポーチを取り出して今度は車内で堂々とメイクをし始めました。さすがに『化粧する暇がなかったと言っていたけれど、何もここでメイクすることないのに』『せめて化粧室でしてほしい、恥ずかしくないのかな?』とモヤモヤするばかり。周りの乗客もちらちらと彼女に視線を送っていたけれど、本人はそんなことお構いなしでした」
仕方ないので見て見ぬフリをしていると、次第にツンっと鼻につく臭いがしてきたそう。ふと彼女を見ると、手の爪にマニキュアを塗っていたのだとか。

