3.履歴書作成のポイント
手書き・パソコンどちらで作成してもOK
履歴書は手書き、パソコンどちらで作成しても構いません。パソコンの場合は修正や複製の手間が少なく、自身のパソコンスキルのアピールにもつながります。
手書きの場合は黒のボールペンを使用します。間違えた場合は新しい用紙に書き直し、修正液や修正テープ、二重線は使わないようにしましょう。
履歴書は応募先ごとに作成する
応募先ごとに適した内容にするため、志望動機や自己PR欄の内容は使い回さずにそれぞれ作成しましょう。パソコンの場合は、志望動機など個別の項目のみを書き換えるだけで済みます。
空欄は作らない
履歴書の項目はすべて記入します。空欄=記入漏れと思われる可能性もあるため、資格欄などで記載することがない場合は「特になし」と記載しましょう。
フォントの種類やサイズを統一する
パソコンで履歴書を作成する場合、フォント(文字)の種類やサイズが一律でないと見づらく煩雑な印象を与えてしまいます。フォントの種類は明朝体やゴシック体などビジネス文書にふさわしいものを選び、サイズは各項目内で統一するようにしましょう。
西暦・和暦は統一する
書類の記入日や学歴・職歴欄などに記入する年は、和暦「令和◯年」もしくは西暦「202◯年」のどちらかで統一します。職務経歴書も一緒に提出する場合は表記をそろ揃えましょう。
詳しくはこちら
>履歴書に書く年(年号)は西暦と和暦のどっちで書くべき?
書き言葉の敬称は「貴◯」
履歴書などの書類上の敬称は「貴◯」と書きます。提出先が株式会社の場合は「貴社」、病院の場合は「貴院」、介護や福祉事業所の場合は「貴所」、保育園や幼稚園の場合は「貴園」となります。なお、面接の場合は話し言葉となるため「御◯」(御社、御院など)を使います。
詳しくはこちら
>「貴院」と「御院」……病院の正しい「敬称」はどっち?
Point|作成後は必ず見直しを!
履歴書が完成したら、最後に不備がないか必ず見直してから提出しましょう。
- 誤字・脱字、略称、空欄がないか
- 数字に間違いがないか
- 手書きの場合、読みやすく丁寧な字で書かれているか
- パソコンの場合、フォントの種類や大きさが統一されているか
4.志望動機の書き方・例文
志望動機に盛り込むべき3つの要素
志望動機を自分らしく説得力のある内容にするためには、次の3つの情報を盛り込むことが大切です。
1|応募先の職場の魅力
まず応募先の職場についての情報を収集することが大前提です。調べたうえで、法人理念や業務内容、働く環境など、魅力に感じた点を盛り込むと「しっかり調べて応募している」と評価につながります。
2|自分の経験を通して共感したこと
応募先で働きたい理由を伝える際には、自分自身の経験や考えから具体的にどのような点に共感したかを付け加えると、他人と被らない自分らしい志望動機になります。
3|その職場で貢献できること・やりたいこと
最後に、自分の強みや経験からその職場で貢献できること、今後取り組みたい目標などを加えます。これにより、自分を採用するメリットを相手に伝えられます。
新卒者の例文
【看護師の場合】
幼少期に入院した際、優しく寄り添ってくれた看護師さんに憧れて看護師を目指しました。将来はその人のように、患者さんに真摯に向き合い不安を軽減できるような看護師になることが目標です。現に友人や後輩から相談を受けることが多く、「相談して気持ちが楽になった」とお礼を言われることもあります。貴院は地域の中核病院として欠かせない存在であり、私自身たびたびお世話になってきました。今後は、私が地域の人々の健康を支える側として精一杯貢献していきたいと考えております。
新卒の場合は就業経験がないため、その仕事に就こうと思ったきっかけやこれからの目標を中心に記載すると良いでしょう。自身の性格やこれまでの経験を通じて得た強みを盛り込むのも効果的です。
経験者の例文
【医療事務の場合】
これまで5年間、一日に1,000人以上の外来患者が訪れる病院で医療クラークとして従事しました。前職では医師や看護師をはじめとした医療チームとコミュニケーションを図り、スムーズに診療をおこなえるよう心がけることで、業務に必要な調整力を身につけました。患者さまに質の高い医療を提供するためには、スタッフ間の連携が不可欠です。医療従事者が円滑に業務をおこなえるよう、医療事務として的確なサポートに努めています。大勢の患者さまが訪れ、多くのスタッフが働く貴院のさらなる発展に貢献したいと考えております。
経験者の場合は、転職に至った理由をこれまでの就業経験を通じて説明しましょう。さらに経験やスキルを活かして応募先でどのような貢献ができるのかを盛り込みます。この際、自身の勉強やスキルアップなど自分にとってのメリットだけを語るのはNGです。あなたを採用した場合に応募先が得られるメリットを意識するようにしましょう。
ブランクありの例文
【介護職の場合】
前職では特別養護老人ホームに5年間勤務し、ショートステイを担当するなかで、利用者さまの人柄や体調、状態を見抜く観察力と柔軟な対応力を身につけました。出産を機に3年間介護現場を離れていましたが、子どもの保育園の入園が決まったため復職予定です。貴法人は、長年にわたって地域に根ざした活動を続けており、地元の方々からの信頼も厚いと聞いております。私も地域の方々から頼りにされるよう、利用者さまに寄り添った介護をおこない、貴法人の事業に長く貢献したいと考えております。
ブランクを経て復職する場合は、長く働ける予定であること、知識や技術を取り戻すための努力などを盛り込むと良いでしょう。

