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「週末の寝だめ」が認知症のリスクを増大させる…睡眠専門医が教える“睡眠負債”の恐怖

「週末の寝だめ」が認知症のリスクを増大させる…睡眠専門医が教える“睡眠負債”の恐怖

◆睡眠不足が招く病気は生命リスクが大きいものばかり

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アミロイドβというタンパク質のゴミは、睡眠時に処理されるが、寝だめでは睡眠不足を解消できないためゴミが蓄積される
睡眠不足が招く病気は、認知症だけに限らない。ある40代の男性会社員は「仕事が多忙で毎日4~5時間睡眠を数年続けていたが、ある日突然、激しいめまいと痺れに襲われたんです。担ぎ込まれた病院で、脳梗塞と知りました」と体験談を話す。寝不足によって自律神経が乱れ、免疫力も低下。それにより引き起こされる病気は心臓疾患や動脈硬化、糖尿病と、生命リスクが大きいものばかりだ。

また、徹夜も侮ってはいけない。「重大なリスクが隠れている」と、前出の白澤氏は警鐘を鳴らす。

「ハーバード大学の最新の研究によれば、20代の学生がたった一晩徹夜しただけでアミロイドβが2~3%増えていた。一見、些細なことで20~30年後の認知症リスクが高まるのだから怖い話です」

◆寝だめで寝不足は解消できない

だが、やみくもに長時間の睡眠を取ったからといって、不足した睡眠を取り返せるわけではない。白澤氏が続ける。

「寝だめで寝不足は解消できません。睡眠は“貯蓄”できないのです。恒常的に長時間の睡眠を取っても、睡眠の質が悪ければ脳のゴミは溜まっていくばかり。睡眠時間だけで睡眠の質は測れません」

確かに、どんなに寝ても頭がボーッとしたり、だるさが抜けないという人は多い。坪田氏が理由を説明する。

「良質な睡眠を十分に取れば、一日分の脳のゴミは洗い流せるでしょう。ただ、ゴミは毎日溜まるので、一日だけでは意味がない。ボーッとしたりするのは、その人に必要な睡眠時間に足りていないから。一日単位では問題なくとも、1週間、1か月単位でのしわ寄せが“睡眠負債”となって積み上がっていく。これを解消するには1~2か月要するので、一日や2日の寝だめでは効果が望めません」


配信元: 日刊SPA!

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