◆■「ファンの方の夏を象徴する1曲にしたい」
──選抜メンバーとしてのミュージックビデオの撮影は、チーム楽曲とは違う意気込みはありましたか。荒野:気持ちとしては、これまでのMV撮影と変わりませんでした。そんな風に身構えすぎず、リラックスして撮影に臨めたのは、7年間アイドルをしてきた経験の積み重ねがあるからだと思います。これまでのMV撮影はカップリング曲だけだったけど、最初の頃は緊張して毎回のように振り付けを間違えてしまった……、なんて思い出もあります(笑)。今回は、振りも表情も自分なりに「良いな」と思える映像をたくさん撮っていただけて、これまで以上に長い時間MVに映れていると思います。
──MVのロケを見ると、荒野さんがすごく楽しんで挑んでいるのが伝わってきました。
荒野:今回の選抜メンバーが、仲の良い先輩や同期、後輩ばかりなんです。選抜復帰した倉島杏実さんやひなぴよ(青海ひな乃)とは特にめっちゃ仲良し。撮影のときもすごく良い雰囲気で臨めました。
──青海さんも9期生ですが、同じ選抜に同期がいるのは心強いものですか。
荒野:もうめちゃくちゃ嬉しくて! ずっと一緒に行動しています。ひなぴよも上手の立ち位置だから、練習も撮影も全部ずっと一緒にいるんです。ひなぴよとはMBTIも同じ「ENFP」でおふざけタイプ。ふたりで顔を見合わせてはよくニヤニヤしています。でも、お互いに撮影のときは一瞬で気持ちを切り替えて、ビシッと決められるプロ意識もある。そんなメリハリのある空気感もまた楽しいです。
──今回の『サンダルだぜ』はSKE48らしい夏の楽曲です。荒野さんはこの楽曲をどんな風に解釈して、どんな表現をしていこうと考えていたのでしょうか。
荒野:「夏が待ち遠しくてたまらない!」という気持ちが詰まった曲なので、ファンの方にとっての「夏」の象徴が『サンダルだぜ』であったらいいなと思います。私が選抜に入るのを待っていてくれたファンのみなさんへの恩返しの意味を込めて、36枚目のシングルの活動期間は、全力でめいっぱい活動していきたいです!



荒野姫楓(あらの・ひめか)
2002年、神奈川県生まれ。2018年に9期生としてSKE48に加入。
趣味のロードバイクを活かし、「JR東海 浜名湖サイクリング 公式アンバサダー」として活動している。2025年には、石垣島で開催されたサイクリングイベントにゲストライダーとして参加。土砂降りにみまわれながら89kmコース(獲得標高960m)を笑顔で走り切る姿が「ガチ勢すぎる」と話題に。「ツール・ド・フランス」を現地で観戦するのが夢。
<写真・取材/安藤龍之介 文/むらたえりか>

