3.選び方で使い勝手が向上!キッチンカウンターの材質
キッチンカウンターのリフォームでは、どの素材を選ぶかによって使い勝手や見た目の満足度が大きく変わります。
とくに現時点で焦げや傷、汚れが気になっているなら、素材ごとの特徴を理解したうえで何にするかを選びましょう。
3-1.キッチンカウンターの材質一覧
まずは、キッチンカウンターでよく選ばれている素材と、それぞれの特徴を一覧で見てみましょう。
| 素材 | 耐熱性 | 耐久性 | デザイン性 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| メラミン | △ | 〇 | 〇 | 低 |
| 人工大理石 | 〇 | 〇 | ◎ | 中 |
| 集成材(木材) | △ | 〇 | 〇 | 中 |
| 無垢材(木材) | △ | △ | ◎ | 高 |
| タイル | ◎ | 〇 | ◎ | 高 |
このように、素材によって耐熱性・耐久性・デザイン性に違いがあります。
たとえば、焦げや汚れを防ぎたいなら耐熱性と耐久性を優先し、空間の雰囲気にこだわりたいならデザイン性を重視するなど、特徴から素材を選ぶのがポイントです。
3-2.メラミン|費用を抑えたい場合におすすめ
メラミンは、合板やMDF(木質ボード)の上に、メラミン樹脂を含浸させたシートを圧着した素材で、主にキッチン扉などの面材に使われています。
水や汚れに強く、木目や石目などのデザインバリエーションが豊富でありながらも安価に施工できる点が特徴です。
コストパフォーマンスに優れているため、「費用をできるだけ抑えたい」人に向いています。
ただし、熱には弱いため、焦げや変色には注意しましょう。
3-3.人工大理石|水や汚れに強く、デザイン性が高い
人工大理石は、アクリルやポリエステル樹脂に、鉱物や顔料を混ぜてつくられた人工素材です。
表面がなめらかで掃除がしやすく、日常使いには十分な耐熱性を備えています。
見た目と機能性のバランスがよいため、キッチンカウンターでもっとも選ばれている素材です。
ただし、極端な高温には弱く変色や変形の恐れがあるため、鍋やオーブン皿を直置きすることはできません。
3-4.木材(無垢・集成材)|内装材とコーディネートしやすい
内装材や家具に合わせやすい木材も、キッチンカウンターで人気の素材です。
大きく分けて「集成材」「無垢材」の2種類ありますが、いずれも自然素材ならではの温かみのある質感が魅力です。
ただし、水や熱にはあまり強くないため、焦げ付きやシミができやすいのが難点。
傷や汚れ、小さな凹みを「味」として、受け入れられる方に向いています。
小さな角材を、接着剤でつなぎ合わせてつくられた素材です。
無垢材に比べて反りや割れが起こりにくく、加工もしやすいため、無垢材より費用を抑えつつも木の風合いをたのしめます。
天然木から切り出した1枚板で、木本来の質感や風合いをたのしめるのが魅力です。
使い込むほどに色味が深まり、経年変化をたのしめます。
ただし、反りや変形の可能性があり、費用も集成材より高くなります。
3-5.タイル|熱に強く、個性的な仕上がりに
粘土や鉱物を高温で焼き固めたタイルは、ここまで紹介した素材の中で、もっとも耐熱性に優れています。
高温の鍋やオーブン板を置いてもダメージを受けにくく、耐熱性と耐久性を重視する方におすすめです。
また、色柄や質感、タイル1枚の大きさまでバリエーションが豊富なため、自分好みのデザインを見つけやすいのも魅力です。
ただし、目地に汚れが入りやすく掃除の手間がかかることや、施工費用が高くなりやすいことなどの注意点もあります。
4.キッチンカウンターリフォームの費用を抑えるコツ
キッチンカウンターのリフォームは、工夫しだいでコストを抑えながらも見た目や使い勝手を改善することができます。
ここでは、費用を抑えるためのポイントを確認しておきましょう。
4-1.既存の天板を活かす工法(上貼り・塗装)を検討
カウンターの傷や汚れが気になる場合でも、必ずしも交換がよいとは限りません。
たとえば、既存天板の上からシートや化粧材(面材)を貼る方法や塗装なら、解体作業をともなわずに見た目を一新できます。
費用に関しても上貼りなら2万〜5万円、塗装は3万円〜が目安です。
下地の状態や構造によっては交換が必要になるケースもありますが、既存の天板を活かせれば、費用を大きく抑えられます。
なお、交換の費用については「2-1.カウンターを交換・補修したい(傷の修繕・イメージを変えたい)」でも説明していますので、比較してみてください。
4-2.突発的な焦げや傷は「火災保険」が使える可能性も
うっかりオーブンの天板を置いてしまった、物を落として傷付いたなど、不測かつ突発的な破損なら、火災保険の「破損・汚損」が適用される可能性があります。
補償対象と認められれば保険金が支払われるため、費用負担を大きく抑えられます。
ただし、経年劣化による傷みや通常使用による汚れは対象外となるため、すべてのケースで適用されるわけではありません。
まずは保険会社や代理店に連絡し、補償対象となるか確認してみるとよいでしょう。
リフォームに火災保険を使う注意点など、詳しくはを参考にしてください。
4-3.腰壁・笠木のリフォームは内装工事が得意な会社に依頼
腰壁や笠木のリフォームは、「大工工事・内装工事」に分類されます。
そのため、キッチンメーカーや設備系のリフォーム会社だけでなく、内装工事や造作家具を得意とする会社にも相談してみましょう。
直接依頼することで中間マージンを抑えられれば、結果として費用を抑えられる可能性があります。
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