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1年以上バンに監禁、9歳男児を救出 栄養失調で歩行困難 仏東部

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9歳の少年が救出された現場の建物外観(フランス東部ハーゲンバッハ、4月11日)|AP Photo

 フランス東部で、2024年以降、父親の貨物バンの中に閉じ込められて生活していた9歳の少年が救出された。地元検察によると、少年は現在入院しており、父親は拘束されている。

 ニコラ・ハイツ検察官の11日の声明によると、スイスおよびドイツとの国境に近いハーゲンバッハ村で、6日、近隣住民がバンから「子供の声」がするのに気づき、警察に通報した。

 警察がバンを強制的に開けたところ、少年は「ゴミの山の上で排泄物の近くに、毛布をかけられ、全裸で胎児のような姿勢で横たわっていた」とハイツ氏は述べた。声明によると、少年は明らかに栄養失調状態で、長時間座った姿勢を強いられていたため、自力で歩くことができなくなっていたという。

 ハイツ検察官によると、父親は捜査員に対し、当時のパートナーが(当時7歳だった)少年を精神科病院に入れようとしたため、息子を「守るために」2024年11月にバンに入れたと供述している。

 ハイツ氏は、少年が行方不明になる前に精神的な問題を抱えていたという医療記録はなく、学校での成績も良好だったと述べた。

 ハイツ検察官によると、少年は捜査員に対し、父親のパートナーとの間に「大きな問題」があり、父親には自分を閉じ込める以外に「選択肢がなかった」と思っていたと語った。また、2024年以降一度もシャワーを浴びていなかったという。

 父親は誘拐などの容疑で予備的に起訴され、勾留された。ハイツ検察官によると、パートナーは少年がバンにいたことを知らなかったと否認している。パートナーは危難にある未成年者の救助を怠った容疑などで予備的に起訴され、司法監視下で釈放された。

 少年の12歳の姉と、父親のパートナーの10歳の娘は、社会福祉当局の保護下に置かれた。

 検察当局は、他に少年の監禁を知っていた者がいなかったか捜査を進めている。

 友人や親族は、少年は精神科施設に入院しているものと思い込んでいた。また、教師には少年が別の学校に転校したと伝えられていたという。

 当局は被害者および親族の名前を公表していない。

 AP通信の取材に応じたハーゲンバッハの住民らは11日、この事件に衝撃を受けたと語り、少年の行方については知らなかったとしたが、詳細についての言及は避けた。

 検察官は、捜査が継続中であることを理由に、AP通信に対しこれ以上のコメントを控えている。

配信元: NewSphere

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