◆暴走族が公園内をブンブン爆走! 想定外の住み心地の悪さに絶句
![[晴海フラッグ]ゴースト化の舞台裏](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1759710089577_9pykah2h9rs.jpg?maxwidth=800)
その直近の抽選倍率(’24年10月の最終期)は最高で640倍に達し、“最後の目玉”に、いよいよ9月下旬に入居が始まったのだ。
《こんなに綺麗な東京タワー見たことない!》
《ラウンジが素敵すぎる》
SNSでは待ってましたと言わんばかりに、眺望を称えるコメントが溢れていた。
だが、SKY DUOより一足先に入居した別棟の現地住民たちの顔は浮かない。商社勤務で、1億5000万円もの大枚をはたき3LDKを購入したという平原卓也さん(仮名・34歳)が語る。
「売り出し価格から右肩上がりに値上がりしていたので飛びついてしまいましたが、完全に間違いでした。街に活気がまるでないし、夜になると暴走族が公園内を爆音で走り回っているんです。最寄り駅の勝どきまで徒歩14分という“陸の孤島”であることは覚悟していたつもりでしたが、住み心地は正直全然よくない。景色なんて3日で飽きますしね……」
◆入居直後から転売を求める立て看板
![[晴海フラッグ]ゴースト化の舞台裏](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1759710089577_7y5s6o73d6g.jpg?maxwidth=800)
むしろ目立つのは、晴海フラッグにあるスーパー前の交差点の四隅に居座る不動産業者たちだ。小雨降る中、パイプ椅子に座って微動だにせず立て看板を掲げる姿は異様だ。
不動産ジャーナリストの榊淳司氏はこう語る。
「SKY DUOの購入者に転売を訴えかけるために座っているのでしょう。別の棟の居住者で、現在の晴海フラッグのありさまに嫌気が差して売却や賃貸を考える人もいますしね。今ならまだ、定価で買えた人は倍近い値段で売り抜けることができそう」
![[晴海フラッグ]ゴースト化の舞台裏](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/10/1759710089578_4e9hwb8n7ih.jpg?maxwidth=800)
乗り降りするのは、スーツケースを引いた中国人旅行客か、あるいは水商売風の女性たち。前出の平原さんは、力なく語った。
「白タクが毎日、昼も夜も中国人たちを運んでいます。人相の悪いドライバーが路上駐車しているのを毎日のように見かけます。ラウンジでも公園でも目につくのは中国人ばかりで“ある棟”には中国人を対象にしたフードデリバリーのゴーストキッチンがあるなんて話も聞いています。管理組合は『闇民泊を見かけたら通報してください』と各戸に呼びかけ、実際警察が立ち入り調査した事案もあったようですが、まったくなくなる気配はないですね」

