- 6種のオリーブオイルを軸に
- 絵画の世界へ~メニュー紹介~
- 開催概要
6種のオリーブオイルを軸に
レインボーブリッジや東京ベイの風景を望む「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」。その1階にある、素材の味わいを引き出したヘルシーイタリアンをコンセプトとする【イタリアンダイニング ジリオン】で、この季節だからこそ訪れたくなる“芸術の秋”を取り入れたアートコースがスタートしました。

今回のアートコースの軸となる、6種のオリーブオイル
本コースの魅力の1つは、いわゆる“絵画を表現した”だけに留まらない、6種のオリーブオイルを活かしたというシェフのメニューづくりへのこだわりです。
「国際エクストラヴァージンオリーブオイルコンペティションJOOTA AWARDS 2025」で審査員も務める料理長の阿部洋平氏が、香りや味わい、そして余韻の違いに至るまで、オリーブオイルの個々の魅力を見極めながら一皿一皿作りあげたのが今回の秋限定のイタリアンコースとなっているとのこと。
さらにオリーブオイルそれぞれの産地にゆかりのある巨匠の名画を取り上げているとのことで、「ヴィーナス誕生」や「カナの婚礼」、「四季(秋)」など、ご存知の方も多いあの名画を見事に表現されているお皿を目にするだけでも、気持ちが一気に高揚します。

【イタリアンダイニング ジリオン】料理長、阿部洋平氏
絵画の世界へ~メニュー紹介~

ゴッホ作「星月夜」による乾杯カクテル『星月夜~ゴッホ~』。ライムの香りやラベンダーシロップの優しい甘さを感じる爽やかな一杯。アルコール・ノンアルコールから選べます
席には1枚のパンフレットが置かれており、開くとメニュー名と、そのメニューに使用したオリーブオイル名、そして料理の表現の元となった名画が掲載。先にアートのイメージができるのも嬉しいポイントです。

店内はラグジュアリーそして落ち着いた雰囲気

各席には、メニュー表を兼ねたインスピレーション元の名画についてのパンフレットも

カルドーゾ作「無題(カラフルな抽象)」より冷前菜『季節のカラフル前菜盛り合わせ』(かぼちゃリコッタ、カツオクルード、紫芋とゴルゴンゾーラ、柿のピュレと生ハムエスプーマ、生ハムモッツァレラ、キノコソテー)。カラフルで多種類、そして華やかさにも心惹かれる一皿には、秋の味覚が詰まっています

ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」より温前菜『リボッリータ イン パデッラ』。絵画でも印象的な貝殻が小皿となったこちらの一品は、イタリアの郷土料理をアレンジしたものとなっています。海を思わせる上の青い部分はバターフライピーで作ったもの。周りにはキラキラとしたオリーブオイルの粒があしらわれています

ラグーザ玉作「こでまり」よりパスタ『ティンバロ アッラ パレルミターナ』。こちらもイタリアの郷土料理で、パスタが小さなリング状のトマトパスタになっています。モルタデッラのハムやいんげん、パルミジャーノレッジャーノ、そして絵画を思わせる小花を添えて

ヴェロネーゼ作「カナの婚礼」より肉料理『仔羊のロースト 藁の香り』。仔羊は焼いた後に藁で燻しており、香りとともに楽しみます。ワインのソースとビーツのピューレを添えて

ミュシャ作「ショコラ・イデアル」よりデザート『エスフェラ・デ・チョコラテ』。温かなチョコレートソースを回しかけると、その中には…⁉ 仕掛けも楽しいラストのデザートです
※写真はコースの中から一部のご紹介です。
