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“もう信じない”と“まだ信じる”の狭間で…宗教3世が語る本音。隠された傷と葛藤の記録

“もう信じない”と“まだ信じる”の狭間で…宗教3世が語る本音。隠された傷と葛藤の記録

◆教団総裁逮捕の報道にも信仰は揺らがない

宗教3世[もう信じない/まだ信じる]の肖像
敬虔な信者である北島さんは、韓国での教団のボランティア活動にも熱心に取り組んでいる
 一方、世間の逆風に晒されながらも、信仰が揺るがない宗教3世もいる。旧統一教会の宗教3世・北島陽一さん(仮名・27歳)は昨年、合同結婚式を挙げた敬虔な信者だ。

「教会の宗教2世には、祖父母や親族に信仰を反対されたり、大変だった人もいます。それに比べて、僕は祖父母も両親も応援してくれる。父は医師で多額の献金をしているようだけど、経済的に苦労したことはないし、恵まれてますね。信仰が幸せをもたらすことを知っているのに、生まれた子供が信仰を拒んだら、好きにしていいとは言えない。子供が自然と信仰を持てるように愛情を注いで育てたいと思っています」

◆「神様が愛してくれている実感がある」

 折しも韓鶴子総裁が韓国前大統領の側近や妻への不正な金品授与の容疑で逮捕され、日本でも旧統一教会への批判が再燃しそうな雲行きだ。

「僕も最近、Xで知りましたが、高額献金の問題を知らない人は多い。でも、強引な勧誘や献金なんて、そもそも必要ないんですよ。だって、世界平和に繋がらないじゃないですか。被害者は教会を批判しますが、彼らが頑張ってくれたから今の教会の基盤があると僕は思うし、彼らが幸せになるようにする責任が僕らにはある。批判的な報道が出ても、教会に不信感なんてない。自分たちが責任をもって社会にも認めてもらえる教会をつくっていきたいです。神様がお父様、お母様を通じて愛してくれている実感が僕にはありますから」

 新宗教の多くは、高度経済成長期に教勢を拡大してきた。祖父母、両親から代々受け継いだ信仰の心が、果たして現代においては“正しいもの”として受け取れるのか――。

 今を生きる宗教3世たちは、日々自分に向き合う。

取材・文/週刊SPA!編集部

―[宗教3世[もう信じない/まだ信じる]の肖像]―

配信元: 日刊SPA!

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